新たな化学物質規制

新たな化学物質規制の導入の背景

 近年、化学物質による休業4日以上の労働災害(がん等の遅発性疾病を除く。)のうち、特別規制による規制の対象以外の物質を起因とするものが、全体の約8割を占めています。
 これらを踏まえ、国は、事業者が化学物質の危険性・有害性の情報に基づくリスクアセスメントの結果に基づき、国の定める基準等の範囲内で、ばく露防止のために講ずべき措置を適切に実施する新たな制度を導入しました。
▶新たな化学物質規制の詳細については、パンフレットをご参照ください。
 新たな化学物質規制が導入されます(厚生労働省)
 

化学物質管理強調月間の実施

 新たな化学物質規制の導入により、規制の対象となる化学物質(リスクアセスメント対象物)は順次拡大されることに伴い、対策を講ずべき事業場の範囲が、従来の製造業中心から第三次産業を含めた幅広い業種に大幅に拡大されます。
▶「リスクアセスメント対象物」の対象となる化学物質はこちらから確認できます。
  職場のあんぜんサイト(厚生労働省)

 一方で、必ずしも化学物質管理の知見が十分でない事業場や中小零細事業場に対しても、新たな化学物質規制に対応した取組みが必要となっています。
 さらに、国際的にライフサイクル(製造から製品への使用等を経て廃棄まで)を通じた化学物質管理が求められています。
 このような背景を踏まえ、
   令和7年2月1日から2月28日まで
の期間を、「化学物質管理強調月間」として、
   正しく理解 正しく管理 化学物質と向き合おう
のスローガンの下、広く一般に職場における危険・有害な化学物質管理の重要性に関する意識の高揚を図るとともに、化学物質管理活動の定着を図ることとしました。
令和6年度化学物質管理強調月間実施要綱(厚生労働省)

化学物質管理に関する自主点検の実施

 化学物質管理に関する自主点検はこちらをクリックしてください。

参考資料

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