令和7年度第1回「SAFE協議会」を開催しました

小売業及び介護施設における転倒災害防止対策と他業種巡視に向けた
意見交換

 広島労働局は、令和8年2月10日、令和7年度第1回「SAFE協議会」を開催しました。
(協議会内容:SAFE協議会リンク)
 「SAFE協議会」は、県内の小売業及び介護施設において増加傾向にある転倒災害、とりわけ高年齢労働者の労働災害防止を目的として、令和4年度から実施している取組です。
 リーディングカンパニー、業界団体、関係行政機関、中央労働災害防止協会等が参画し、好事例の共有と安全意識の向上を図っています。
 今回は、各構成員の転倒災害防止の取組状況の共有に加え、来年度に予定している「他業種巡視」に向けた意見交換を行いました。



広島労働局 木下労働基準部長 挨拶 

各事業場における転倒災害防止の取組

 会議では、小売業及び介護施設の各構成員から、次のような具体的な取組が報告されました。
● ヒヤリハットを基に作成した「危険マップ」の掲示による見える化
● 滑り止め床材の施工や床凍結対策の強化
● 作業靴の摩耗チェックや定期交換の実施
● 清掃方法の見直しや機械化による転倒リスク低減
● 始業前体操や姿勢教育の実施
● 駐車場や屋外導線の改善、照明増設による視認性向上
 各構成員において、現場環境の改善と従業員教育の両面から転倒災害防止に取り組んでいる状況が共有されました。
 
 専門機関からの助言
 中央労働災害防止協会からは、
● 転倒防止は「注意喚起」にとどまらず、「誰が作業しても転倒しにくい環境整備」が重要であること
● ヒューマンエラーを前提とした床面・動線の見直しの必要性
● 無料の安全衛生支援事業の活用
など、専門的な観点からの助言がありました。

他業種巡視に向けた意見交換

 来年度は、県内リーディングカンパニーの現場を巡視し、他業種の安全対策から学ぶ機会を設ける予定です。
今回の協議では、巡視に当たって特に注目すべき視点として、
● 荷物の持ち上げ動作や歩行動線の工夫
● 5S活動と安全対策の結びつき
● ルールや安全委員会活動が現場にどのように浸透しているか
● 高年齢労働者や外国人労働者など多様な人材への配慮
 といった点が挙げられました。
 巡視の成果については、業界全体の安全水準向上につなげるため、広く発信していく予定です。

会場の様子
 

広島労働局 藤本健康安全課長 説明

まとめ

 本協議会では、転倒災害防止に向けた各事業場の具体的取組を共有するとともに、来年度の他業種巡視に向けた方向性を確認しました。
 広島労働局では今後も、SAFE協議会の開催、現場視察、好事例の横展開などを通じ、県内における労働災害防止対策を推進してまいります。
 

 

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