やまがたゼロ災運動・2025 特設サイト
Ⅰ 趣 旨
近年は、高年齢労働者の増加等を背景として、転倒や腰痛といった労働者の作業行動に起因する死傷災害が増加し続けている状況にあり、特に山形県は冬期間における転倒災害が多く発生する傾向にあります。
労働災害を少しでも減らし、労働者一人一人が安全に働くことができる職場を築くためには、令和5年3月に制定された第14次労働災害防止計画に基づく施策を着実に推進することが必要であり、計画年次3年目となる令和7年度においても、死亡災害、転倒災害防止対策を中心とした労働災害防止対策の強化を呼びかけるための取組として、「やまがたゼロ災運動・2025」を実施し、労使一丸となった自主的な安全衛生活動の促進を図るものです。
労働災害を少しでも減らし、労働者一人一人が安全に働くことができる職場を築くためには、令和5年3月に制定された第14次労働災害防止計画に基づく施策を着実に推進することが必要であり、計画年次3年目となる令和7年度においても、死亡災害、転倒災害防止対策を中心とした労働災害防止対策の強化を呼びかけるための取組として、「やまがたゼロ災運動・2025」を実施し、労使一丸となった自主的な安全衛生活動の促進を図るものです。
Ⅱ 実施事項等
1 運動期間:令和7年(2025年)10月1日から11月30日まで
2 各事業場における実施事項
2 各事業場における実施事項
- (1)「やまがたゼロ災運動・2025」への積極的な参加
- ・「やまがたゼロ災運動」無災害チャレンジシートを活用し、職場における危険有害要因の洗い出し及びそれらに対する安全対策の検討
- ・「やまがたゼロ災運動」無災害チャレンジシートを見やすい場所に掲示し、情報の共有と本運動への積極的な参加の呼びかけ
- (2)死亡災害等、重篤な労働災害「ゼロ」に向けた取組
- ・作業現場、作業方法等を再点検し、想定される労働災害を洗い出し
- ・危険有害性が確認された作業現場、作業方法等に対し、リスクアセスメントを実施(リスクアセスメント実施済みの場合には、過去の評価結果を再検証)
- ・リスクアセスメント結果に基づき、安全対策を実施(機械設備の改善措置、関係労働者に対する安全教育、管理体制の確立等)
- ・「交通労働災害防止のためのガイドライン」に基づく安全管理活動の徹底
- (3)転倒災害「ゼロ」に向けた取組
- ア 転倒災害防止を重点とした安全対策
- ・職場巡視等による転倒危険箇所の洗い出し及び転倒災害防止対策の実施状況の確認
- ・通路等への改善措置(段差の解消等)、適切な照度の確保等、設備面に対する安全対策の実施
- ・通路等に対する整理整頓の実施状況、床面における水・油等の有無及び清掃状況等、通路・作業場等に対する定期的な確認
- ・転倒危険箇所の「見える化」(転倒危険箇所のマップ作成等)
- ・安全委員会、職場ミーティング等を活用した転倒災害防止対策の推進(安全対策の実施状況と課題についての調査審議、情報共有等)
- ・作業に適した履物使用の徹底(靴底に対する定期点検の実施)
- ・労働者に対する安全教育の実施(4S活動等により安全通路を維持する、ポケットに手を入れて歩かない等)
- ・労働者に対するストレッチ運動や転倒予防体操の励行
- ・中央労働災害防止協会が公表している「転びの予防 体力チェック」を活用した身体機能の把握及び転倒リスクの可視化
- イ 「冬の労災をなくそう運動」に向けた事前準備等
- ・過去の情報から、冬期間の積雪、凍結時による転倒危険箇所の事前確認(関係労働者からの意見聴取、過去の災害事例等から情報を収集)
- ・冬期間における転倒危険箇所への事前対策の実施(転倒危険箇所の見える化、必要な備品等の購入、設備面への安全対策等)
- ・冬期型災害を防止するための安全教育の実施
![]() やまがたゼロ災運動キャラクター「ゼロ災くん」 |