やまがたゼロ災運動・2024 特設サイト
Ⅰ 趣 旨
過去10年間(平成26年~令和5年)に山形県内で発生した死亡災害(新型コロナウイルス関連を除く)をみると、81人もの尊い命が労働の場で失われており、特に、10月に発生した死亡災害が全体の12%と最も多く発生しています。
また、近年では業種を問わず「転倒災害」が多発しており、特に冬期間には転倒災害が多発する傾向にあります。冬期間における転倒災害防止対策の強化を図るためには、今から転倒危険箇所の把握やハード・ソフト両面での安全対策が必要です。
山形労働局では、労働災害防止対策の強化に向けて労使一丸となった安全衛生活動を推進する「やまがたゼロ災運動・2024」への参加を呼びかけます。
また、近年では業種を問わず「転倒災害」が多発しており、特に冬期間には転倒災害が多発する傾向にあります。冬期間における転倒災害防止対策の強化を図るためには、今から転倒危険箇所の把握やハード・ソフト両面での安全対策が必要です。
山形労働局では、労働災害防止対策の強化に向けて労使一丸となった安全衛生活動を推進する「やまがたゼロ災運動・2024」への参加を呼びかけます。
Ⅱ 実施事項等
1 運動期間:令和6年(2024年)10月1日から11月30日まで
2 各事業場における実施事項
2 各事業場における実施事項
- (1)「やまがたゼロ災運動・2024」への積極的な参加
- ・「やまがたゼロ災運動」無災害チャレンジシートを活用し、職場における危険有害要因の洗い出し及びそれらに対する安全対策の検討
- ・「やまがたゼロ災運動」無災害チャレンジシートを見やすい場所に掲示し、情報の共有と本運動への積極的な参加の呼びかけ
- (2)死亡災害等、重篤な労働災害「ゼロ」に向けた取組
- ・作業現場、作業方法等を再点検し、想定される労働災害を洗い出し
- ・危険有害性が確認された作業現場、作業方法等に対し、リスクアセスメントを実施
(リスクアセスメント実施済みの場合には、過去の評価結果を再検証) - ・リスクアセスメント結果に基づき、安全対策を実施
(機械設備の改善措置、関係労働者に対する安全教育、管理体制の確立等) - ・「交通労働災害防止のためのガイドライン」に基づく安全管理活動の徹底
- (3)転倒災害「ゼロ」に向けた取組
- ア 転倒災害防止を重点とした安全対策
- ・職場巡視等による転倒危険箇所の洗い出し及び転倒災害防止対策の実施状況の確認
- ・通路等への改善措置(段差の解消等)、適切な照度の確保等、設備面に対する安全対策の実施
- ・通路等に対する整理整頓の実施状況、床面における水・油等の有無及び清掃状況等、通路・作業場等に対する定期的な確認
- ・転倒危険箇所の「見える化」(転倒危険箇所のマップ作成等)
- ・安全委員会、職場ミーティング等を活用した転倒災害防止対策の推進(安全対策の実施状況と課題についての調査審議、情報共有等)
- ・作業に適した履物使用の徹底(靴底に対する定期点検の実施)
- ・労働者に対する安全教育の実施(4S活動等により安全通路を維持する、ポケットに手を入れて歩かない等)
- ・労働者に対するストレッチ運動や転倒予防体操の励行
- ・中央労働災害防止協会が公表している「転びの予防 体力チェック」を活用した身体機能の把握及び転倒リスクの可視化
- イ 「冬の労災をなくそう運動」に向けた事前準備等
- ・過去の情報から、冬期間の積雪、凍結時による転倒危険箇所の事前確認
(関係労働者からの意見聴取、過去の災害事例等から情報を収集) - ・冬期間における転倒危険箇所への事前対策の実施
(転倒危険箇所の見える化、必要な備品等の購入、設備面への安全対策等) - ・冬期型災害を防止するための安全教育の実施