令和2年5月末の労働災害発生状況（速報値）

～　死傷者数は前年同月比で37人減少、死亡者数は1人増加　～

　令和2年1月から5月末までに山形県内で発生した労働災害による休業4日以上の死傷者数（速報値）を発表します。（詳細は別紙のとおり）

【労働災害の特徴】 　・労働災害による休業4日以上の死傷者数は351人で、前年同月比37人（－9.5％）減少となった。 　・業種別では、製造業で前年同月比5人（－4.8％）、建設業で同じく3人（－5.0％）、陸上貨物運送事業で同じく7人（－19.4％）、の減少となった。また、全産業の44.2％を占める第三次産業においても前年同月比21人（－11.9％）の減少と、ほとんどの業種において、前年同月比で減少となった。 　・60歳以上の高年齢労働者の占める割合は30.8%であり、全国平均（27.7％）を3ポイント以上上回った。　 　・死亡者数は4人で、前年と比べて1人の増加となった。 【山形労働局が実施している労働災害防止のための取組】 　・6月は7月1日から7月7日まで実施する全国安全週間の準備期間にあたり、各災害防止団体等が実施する自主的な労働災害防止活動への支援、エイジフレンドリーガイドラインや新設されたエイジフレンドリー補助金の周知に取り組んでいる。（別添全国安全週間リーフレット参照）

令和元年と令和2年の労働災害発生状況（各年5月末速報値）　　　　　≪休業4日以上の死傷者数：人≫

業　　種			R元年	R2年		増減	増減率	高齢者比
				全数	60歳  以上
全 産 業 計			388 ③	351④	108	-37	-9.5%	30.8%
	製 造 業		104	99 ①	18	-5	-4.8%	18.2%
	建 設 業		60 ②	57 ②	22	-3	-5.0%	38.6%
	陸上貨物運送事業		36	29	8	-7	-19.4%	27.6%
	第三次産業		176	155 ①	56	-21	-11.9%	36.1%
		小 売 業	62	48	18	-14	-22.6%	37.5%
		社会福祉施設	28	27	5	-1	-3.6%	18.5%
		飲 食 業	13	8	0	-5	-38.5%	0.0%

・労働基準監督署に提出された休業4日以上の死傷災害に係る「労働者死傷病報告」により集計したもの。
　（○数値は死亡者数を内数で示す）
（注）「増減」「増減率」はR元とR2の比較、「高齢者比」はR2年の全数に対する60歳以上労働者の構成比。


報道発表資料（令和2年6月23日） (312KBPDFファイル)


別紙　令和2年山形県内における労働災害発生状況（速報） (72KBPDFファイル)
別添　全国安全週間リーフレット (1,445KBPDFファイル)