山形労働局長が公開安全パトロールを実施

  山形労働局(局長：河西(かさい)直人(なおと))は、凍結路面等での転倒災害に代表される冬期型災害を防止するため実施している『冬の労災をなくそう運動(令和2年12月15日～令和3年2月15日)』の一環として、令和2年12月11日に、下記の工事現場について公開安全パトロールを実施しました。
 

工 事 名	山形市立商業高等学校校舎等改築事業　建築工事
工事場所	山形市あかねヶ丘1丁目地内
施　　工	山形建設・市村工務店・千歳建設特定建設工事共同企業体

 
　労働局長は、死亡などの重篤な災害に繋がるような高所からの墜落防止措置が徹底されているか、また、移動式クレーンの作業範囲内に立入禁止措置が適切になされているかを重点的に確認した他、労働災害が多く発生している転倒防止措置についても適切に実施されているか確認を行いました。
 

＜作業に携わる方々を激励＞

＜現場内をパトロール＞

パトロールに先だって、労働局長から
　「これからの季節、凍結路面による転倒や交通事故、落雪や除雪作業時に おいて、労働災害の増加が懸念される時期になります。また、雪により作業が遅延することにより遅れを取戻そうと作業が輻輳することにより、労働災害の発生リスクが高まります。リスクの芽を摘み取り安全で快適な職場環境を実現し、被災することなく、笑顔で年末年始を過ごして頂きたい。」との挨拶があった。

　なお、この日、労働災害防止に向けた気運を高めるため、東北6県の労働局が連携し、東北6局の労働局長が一斉に安全パトロールを実施しています。