過労死等防止対策推進シンポジウム（2024年度）

　令和6年11月27日（水）に、ボルファートとやまにて「過労死等防止対策推進シンポジウム」を開催しました。
 
　過労死された方のご遺族や、ご遺族等を支援する方々の熱意や取組により制定された「過労死等防止対策推進法」が施行されて10年を迎えました。しかし、依然として我が国において過労死等が多発し、大きな社会問題となっています。
　どのような社会であっても、働くことで命が失われることや、心身の健康が損なわれることはあってはならないものであり、こうした事態は何としても防いでいかなければなりません。
 
　シンポジウムでは、有識者や過労死で亡くなられた方のご遺族にもご登壇いただき、過労死等の現状や課題、防止対策に関する講演をいただきました。また、富山労働局から、過労死等の現状と労働局の取組について説明しました。
 
　このシンポジウムが、改めて過労死等について、社会全体で考える機会となれば幸いです。


〇倉重労働基準部長より開会の挨拶



〇風間監督課長より過労死等の現状と労働局の取組について説明（説明資料）



〇島谷武志　氏（島谷法律事務所　弁護士）から「パワーハラスメントの類型と企業の対応」について講演



〇佐戸恵美子　氏（東京過労死を考える家族の会）から「放送局記者過労死遺族からの訴え」



〇大室正志　氏（大室産業医事務所　代表）から「産業医から見る過労自殺企業の内側」について講演




【参考】
〇過労死等防止対策特設サイト（厚生労働省HP）
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/karoushizero/index.html
〇令和6年版過労死等防止対策白書（厚生労働省HP）
https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/karoushi/24/index.html