建設工事現場の監督指導結果(7月1日~7日)を公表します

富山労働局労働基準部監督課

【照会先】
監督課長 風間武志
主任地方労働基準監察監督官 市井慶尚
TEL:076(432)2730

~160現場中、94現場(58.8%)で労働災害防止に関する法違反等を確認~

~うち、10現場で熱中症対策に関する法違反を確認~


 富山労働局(局長 小島悟司)は、建設業の労働災害の減少に向けた取組の一環として、全国安全週間中の7月1日から7日までの間に、県内の4労働基準監督署が建設工事現場に集中的に監督指導をした結果を取りまとめましたので公表します。
 
 以下の【監督指導結果のポイント】にあるとおり、160現場に監督指導を実施し、うち94現場(58.8%)において、労働災害防止に関する法違反等を確認し、そのうち、10現場において、今年6月から施行された熱中症対策に関する法違反が認められたため、これらの法違反等に対し、是正・改善に向けた文書指導を行いました(監督指導結果は別添1参照)。
 
 富山労働局では、令和7年の死亡労働災害(5人)のうち、4人が建設業において発生していること(別添2参照)、また、令和6年の建設業における熱中症による休業4日以上の死傷者数が4人と、他業種に比べて一番多かったこと(別添3参照)などを踏まえ、引き続き建設業の労働災害の減少に向けた取組を進めることとしています。
 

【監督指導結果のポイント】
 1 監督指導の実施現場数       160現場
 2 法違反等の現場数           94現場(58.8%)
 ※ 主な法違反の内容
  ・車両系建設機械災害の防止措置   25現場
  ・足場等からの墜落防止措置            16現場
  ・熱中症対策に関する措置(注)     10現場
     (注)熱中症のおそれがある労働者を把握した場合の 緊急連絡
              網の整備や、作業離脱、身体冷却、医療機関への搬送等熱
              中症による重篤化を防止するために必要な措置の実施手順
              の作成及び関係作業者への周知
 3 使用停止等命令の現場数      6現場

 

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