長崎の雇用失業情勢(令和5年7月)

 7月の有効求人倍率(季節調整値)は前月より0.03ポイント下回る1.19倍となり、10か月振りに1.1倍台となった。  
有効求人数(季節調整値)は前月比で0.6%減となり、有効求職者数(季節調整値)は2.0%増となった。
 新規求人数(原数値)は前年同月と比較すると1.2%増となり、前年同月比2か月振りに増加した。  新規求職者数(原数値)は、前年同月と比較すると1.9%減となり、前年同月比4か月連続で減少した。

1,求人・求職の動き

 今月の新規求人数は8,778人で、前年同月を102人(1.2%)上回り、前年同月比2か月振りに増加した。  これを雇用形態別にみると、フルタイム求人は1.7%増加し、パート求人は0.3%増加した。  月間有効求人数は26,213人で、前年同月を215人(0.8%)上回り、前年同月比28か月連続で増加した。  これを雇用形態別にみるとフルタイム求人は0.0%(7人)増と29か月連続で増加し、パート求人は2.2%増と28か月連続で増加となった。  新規求職者数は4,639人で、前年同月より88人(▲1.9%)下回り、前年同月比4か月連続で減少した。  これを雇用形態別にみると、フルタイム求職者は112人(▲3.8%)減少し、パート求職者は24人(1.3%)増加となった。  月間有効求職者数は22,747人で、前年同月より118人(▲0.5%)減少し、4か月連続で減少した。  これを雇用形態別にみると、フルタイム求職者は156人(▲1.2%)減少し、パート求職者は38人(0.4%)増加となった。

2,産業別新規求人の動き

 サービス業(14.0%)、飲食店、宿泊業(6.2%)、建設業(5.7%)で前年同月を上回った。
一方、運輸業(▲12.6%)、製造業(▲11.0%)、で前年同月を下回った。

3,紹介・就職の動き

 紹介件数は4,370件で、前年同月を138件(▲3.1%)下回り、前年同月比5か月連続で減少した。
 就職件数は1,792件で、前年同月を46件(2.6%)上回り、前年同月比3か月振りに増加した。
 なお、雇用保険受給者の就職件数は533件で、前年同月より36件(7.2%)増加した。

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