長崎の雇用失業情勢(令和4年7月)

 7月の有効求人倍率(季節調整値)は前月より0.01ポイント下回る1.15倍となり、5か月連続で1.1倍台となった。
 有効求人数(季節調整値)は前月比で1.5%減となり、有効求職者数(季節調整値)は0.8%減となった。
 新規求人数(原数値)は前年同月と比較すると0.7%増となり、前年同月比17か月連続で増加した。
 新規求職者数(原数値)は、前年同月と比較すると3.9%減となり、前年同月比3か月ぶりに減少した。
 
1,求人・求職の動き
 
 今月の新規求人数は8,676人で、前年同月を57人(0.7%)上回り、前年同月比17か月連続で増加した。
 これを雇用形態別にみると、フルタイム求人は0.1%減少し、パート求人は1.9%増加した。
 月間有効求人数は25,998人で、前年同月を2,534人(10.8%)上回り、前年同月比16か月連続で増加した。
 これを雇用形態別にみるとフルタイム求人は9.0%増と17か月連続で増加し、パート求人は13.9%増と16か月連続で増加となった。
 新規求職者数は4,727人で、前年同月より193人(▲3.9%)下回り、前年同月比3か月ぶりに減少した。
 これを雇用形態別にみると、フルタイム求職者は124人(▲4.1%)減少し、パート求職者は69人(▲3.7%)減少した。
 月間有効求職者数は22,865人で、前年同月より423人(1.9%)増加し、2か月連続で増加した。
 これを雇用形態別にみると、フルタイム求職者は99人(0.7%)増加し、パート求職者は324人(3.6%)増加した。
 
2,産業別新規求人の動き
 
 建設業(17.4%)、製造業(8.4%)、飲食店、宿泊業(5.2%)で前年同月を上回った。一方、サービス業(▲23.3%)、運輸業(▲7.7%)で前年同月を下回った。
 
3,紹介・就職の動き
 
 紹介件数は4,508件で、前年同月を573件(▲11.3%)下回り、前年同月比6か月連続で減少した。
 就職件数は1,746件で、前年同月を94件(▲5.1%)下回り、前年同月比2か月連続で減少した。
 なお、雇用保険受給者の就職件数は497件で、前年同月より33件(▲6.2%)減少した。
 

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