長崎の雇用失業情勢(令和3年10月)

 10月の有効求人倍率(季節調整値)は前月より0.01ポイント上回る1.09倍となり、9か月連続で1.0倍台となった。
 有効求人数(季節調整値)は前月比で0.2%増となり、有効求職者数(季節調整値)は1.2%減となった。
 新規求人数(原数値)は前年同月と比較すると4.2%増となり、前年同月比8か月連続で増加した。
 新規求職者数(原数値)は、前年同月と比較すると5.4%減となり、前年同月比4か月ぶりに減少した。
 
1,求人・求職の動き
 
 今月の新規求人数は9,425人で、前年同月を379人(4.2%)上回り、前年同月比8か月連続で増加した。
 これを雇用形態別にみると、フルタイム求人は8.8%増加し、パート求人は2.8%減少した。
 月間有効求人数は24,874人で、前年同月を2,838人(12.9%)上回り、前年同月比7か月連続で増加した。
 これを雇用形態別にみるとフルタイム求人は15.6%増と8か月連続で増加し、パート求人は8.4%増と7か月連続で増加となった。
 新規求職者数は5,203人で、前年同月より295人(▲5.4%)下回り、前年同月比4か月ぶりに減少した。
 これを雇用形態別にみると、フルタイム求職者は101人(▲3.1%)減少し、パート求職者は194人(▲8.8%)減少した。
 月間有効求職者数は22,540人で、前年同月より1,412人(▲5.9%)減少し、4か月連続で減少した。
 これを雇用形態別にみると、フルタイム求職者は783人(▲5.4%)減少し、パート求職者は629人(▲6.6%)減少した。
 
2,産業別新規求人の動き
 
 サービス業(11.3%)、飲食店、宿泊業(10.9%)、医療、福祉(7.4%)で前年同月を上回った。一方、運輸業(▲1.6%)、建設業(▲1.3%)、製造業(▲1.0%)で前年同月を下回った。
 
3,紹介・就職の動き
 
 紹介件数は5,083件で、前年同月を774件(▲13.2%)下回り、前年同月比3か月ぶりに減少した。
 就職件数は1,929件で、前年同月を49件(▲2.5%)下回り、3か月ぶりに減少した。
 なお、雇用保険受給者の就職件数は546件で、前年同月より88件(▲13.9%)減少した。
 

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