長崎の雇用失業情勢(令和3年2月)

 2月の有効求人倍率(季節調整値)は前月を0.02ポイント上回る1.00倍となり、10か月ぶりに1.0倍台となった。
 有効求人数(季節調整値)は前月比で0.6%減となり、有効求職者数(季節調整値)は2.9%減となった。
 新規求人数(原数値)は前年同月と比較すると15.2%減となり、前年同月比19か月連続で減少した。
 新規求職者数(原数値)は、前年同月と比較すると8.6%減となり、前年同月比14か月連続で減少した。

1 求人・求職の動き

 今月の新規求人数は8,416人で、前年同月を1,512人(▲15.2%)下回り、前年同月比19か月連続で減少した。
 これを雇用形態別にみると、フルタイム求人は4.2%減少し、パート求人は28.2%減少した。
 月間有効求人数は23,409人で、前年同月を2,862人(▲10.9%)下回り、前年同月比19か月連続で減少した。
 これを雇用形態別にみるとフルタイム求人は2.5%減と19か月連続で減少し、パート求人も22.4%減と19か月連続で減少となった。
 新規求職者数は5,647人で、前年同月より533人(▲8.6%)下回り、前年同月比14か月連続で減少した。
 これを雇用形態別にみると、フルタイム求職者は256人(▲6.7%)減少し、パート求職者は277人(▲11.7%)減少した。
 月間有効求職者数は22,243人で、前年同月より487人(▲2.1%)減少し、7か月ぶりに減少した。
 これを雇用形態別にみると、フルタイム求職者は556人(▲3.9%)減少し、パート求職者は69人(0.8%)増加した。

2 産業別新規求人の動き

 建設業(40.4%)、卸売・小売業(10.1%)で前年同月を上回った。一方、飲食店、宿泊業(▲58.6%)、製造業(▲28.8%)、医療、福祉(▲12.7%)で前年同月を下回った。

3 紹介・就職の動き

 紹介件数は6,852件で、前年同月を1,130件(▲14.2%)下回り、前年同月比19か月連続で減少した。
 就職件数は1,881件で、前年同月を330件(▲14.9%)下回り、11か月連続で減少した。
 なお、雇用保険受給者の就職件数は466件で、前年同月より20件(▲4.1%)減少した。

その他関連情報

情報配信サービス

〒850-0033 長崎市万才町7-1 TBM長崎ビル

Copyright(c)2000-2011 Nagasaki Labor Bureau.All rights reserved.