長崎の雇用失業情勢(令和3年1月)

 1月の有効求人倍率(季節調整値)は前月を0.04ポイント上回る0.98倍となり、4か月連続で0.9倍台となった。
 有効求人数(季節調整値)は前月比と同水準となり、有効求職者数(季節調整値)は4.2%減となった。
 新規求人数(原数値)は前年同月と比較すると9.2%減となり、前年同月比18か月連続で減少した。
 新規求職者数(原数値)は、前年同月と比較すると20.0%減となり、前年同月比13か月連続で減少した。

1 求人・求職の動き

 今月の新規求人数は9,014人で、前年同月を912人(▲9.2%)下回り、前年同月比18か月連続で減少した。
 これを雇用形態別にみると、フルタイム求人は2.4%増加し、パート求人は23.6%減少した。
 月間有効求人数は22,710人で、前年同月を3,271人(▲12.6%)下回り、前年同月比18か月連続で減少した。
 これを雇用形態別にみるとフルタイム求人は4.6%減と18か月連続で減少し、パート求人も23.8%減と18か月連続で減少となった。
 新規求職者数は5,263人で、前年同月より1,315人(▲20.0%)下回り、前年同月比13か月連続で減少した。
 これを雇用形態別にみると、フルタイム求職者は903人(▲21.3%)減少し、パート求職者は412人(▲17.6%)減少した。
 月間有効求職者数は21,581人で、前年同月より134人(0.6%)増加し、6か月連続で増加した。 
 これを雇用形態別にみると、フルタイム求職者は284人(▲2.1%)減少し、パート求職者は418人(5.2%)増加した。

2 産業別新規求人の動き

 サービス業(49.1%)、建設業(34.5%)で前年同月を上回った。一方、飲食店、宿泊業(▲34.5%)、運輸業(▲23.8%)、製造業(▲14.7%)で前年同月を下回った。

3 紹介・就職の動き

 紹介件数は5,009件で、前年同月を936件(▲15.7%)下回り、前年同月比18か月連続で減少した。
 就職件数は1,518件で、前年同月を86件(▲5.4%)下回り、10か月連続で減少した。
 なお、雇用保険受給者の就職件数は461件で、前年同月より4件(0.9%)増加した。

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