長崎の雇用失業情勢(令和2年11月)

 11月の有効求人倍率(季節調整値)は前月を0.04ポイント上回る0.94倍となり、2か月連続で0.9倍台となった。
 有効求人数(季節調整値)は前月比で5.9%増となり、有効求職者数(季節調整値)は1.7%増となった。
 新規求人数(原数値)は前年同月と比較すると14.3%減となり、前年同月比16か月連続で減少した。
 新規求職者数(原数値)は、前年同月と比較すると14.0%減となり、前年同月比11か月連続で減少した。

1 求人・求職の動き

 今月の新規求人数は7,748人で、前年同月を1,290人(▲14.3%)下回り、前年同月比16か月連続で減少した。
 これを雇用形態別にみると、フルタイム求人は11.5%減少し、パート求人は18.4%減少した。
 月間有効求人数は22,552人で、前年同月を4,488人(▲16.6%)下回り、前年同月比16か月連続で減少した。
 これを雇用形態別にみるとフルタイム求人は14.7%減と16か月連続で減少し、パート求人も19.6%減と16か月連続で減少となった。
 新規求職者数は4,309人で、前年同月より704人(▲14.0%)下回り、前年同月比11か月連続で減少した。
 これを雇用形態別にみると、フルタイム求職者は501人(▲16.1%)減少し、パート求職者は203人(▲10.7%)減少した。
 月間有効求職者数は23,296人で、前年同月より1,087人(4.9%)増加し、4か月連続で増加した。
 これを雇用形態別にみると、フルタイム求職者は325人(2.4%)増加し、パート求職者は762人(8.8%)増加した。

2 産業別新規求人の動き

 建設業(18.4%)、運輸業(7.6%)で前年同月を上回った。一方、製造業(▲53.5%)、飲食店、宿泊業(▲38.4%)、サービス業(▲23.9%)で前年同月を下回った。

3 紹介・就職の動き

 紹介件数は4,957件で、前年同月を912件(▲15.5%)下回り、前年同月比16か月連続で減少した。
 就職件数は1,796件で、前年同月を195件(▲9.8%)下回り、8か月連続で減少した。
 なお、雇用保険受給者の就職件数は585件で、前年同月より13件(▲2.2%)減少した。

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