長崎の雇用失業情勢(令和2年7月)

 7月の有効求人倍率(季節調整値)は前月と同水準の0.93倍となり、3か月連続で0.9倍台となった。
 有効求人数(季節調整値)は前月比で1.8%増となり、有効求職者数(季節調整値)は2.0%増となった。
 新規求人数(原数値)は前年同月と比較すると26.3%減となり、前年同月比12か月連続で減少した。
 新規求職者数(原数値)は、前年同月と比較すると15.3%減となり、前年同月比7か月連続で減少した。

1 求人・求職の動き

 今月の新規求人数は7,668人で、前年同月を2,732人(▲26.3%)下回り、前年同月比12か月連続で減少した。
 これを雇用形態別にみると、フルタイム求人は24.5%減少し、パート求人は29.1%減少した。
 月間有効求人数は20,816人で、前年同月を7,123人(▲25.5%)下回り、前年同月比12か月連続で減少した。
 これを雇用形態別にみるとフルタイム求人は20.8%減と12か月連続で減少し、パート求人も32.2%減と12か月連続で減少となった。
 新規求職者数は4,906人で、前年同月より883人(▲15.3%)下回り、前年同月比7か月連続で減少した。
 これを雇用形態別にみると、フルタイム求職者は539人(▲14.9%)減少し、パート求職者は344人(▲15.9%)減少した。
 月間有効求職者数は22,679人で、前年同月より516人(▲2.2%)減少し、7か月連続で減少した。
 これを雇用形態別にみると、フルタイム求職者は523人(▲3.7%)減少し、パート求職者は7人(0.1%)増加した。

2 産業別新規求人の動き

 飲食店、宿泊業(▲59.7%)、運輸業(▲31.6%)、医療、福祉(▲28.0%)で前年同月を下回った。

3 紹介・就職の動き

 紹介件数は5,091件で、前年同月を1,479件(▲22.5%)下回り、前年同月比12か月連続で減少した。
 就職件数は1,910件で、前年同月を376件(▲16.4%)下回り、4か月連続で減少した。
 なお、雇用保険受給者の就職件数は548件で、前年同月より70件(▲11.3%)減少した。

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