長崎の雇用失業情勢(令和2年6月)

 6月の有効求人倍率(季節調整値)は前月を0.01ポイント下回る0.93倍となり、2か月連続で0.9倍台となった。
 有効求人数(季節調整値)は前月比で1.5%増となり、有効求職者数(季節調整値)は2.4%増となった。
 新規求人数(原数値)は前年同月と比較すると17.4%減となり、前年同月比11か月連続で減少した。
 新規求職者数(原数値)は、前年同月と比較すると0.9%減となり、前年同月比6か月連続で減少した。

1 求人・求職の動き

 今月の新規求人数は8,318人で、前年同月を1,747人(▲17.4%)下回り、前年同月比11か月連続で減少した。
 これを雇用形態別にみると、フルタイム求人は14.2%減少し、パート求人は21.5%減少した。
 月間有効求人数は20,718人で、前年同月を7,037人(▲25.4%)下回り、前年同月比11か月連続で減少した。
 これを雇用形態別にみるとフルタイム求人は20.7%減と11か月連続で減少し、パート求人も31.9%減と11か月連続で減少となった。
 新規求職者数は5,449人で、前年同月より50人(▲0.9%)下回り、前年同月比6か月連続で減少した。
 これを雇用形態別にみると、フルタイム求職者は161人(▲4.7%)減少し、パート求職者は111人(5.4%)増加した。
 月間有効求職者数は23,506人で、前年同月より524人(▲2.2%)減少し、6か月連続で減少した。
 これを雇用形態別にみると、フルタイム求職者は548人(▲3.8%)減少し、パート求職者は24人(0.3%)増加した。

2 産業別新規求人の動き

 建設業(1.5%)で前年同月を上回った。一方、飲食店、宿泊業(▲57.2%)、サービス業(▲33.5%)、卸売・小売業(▲30.6%)で前年同月を下回った。

3 紹介・就職の動き

 紹介件数は6,037件で、前年同月を619件(▲9.3%)下回り、前年同月比11か月連続で減少した。
 就職件数は2,031件で、前年同月を265件(▲11.5%)下回り、3か月連続で減少した。
 なお、雇用保険受給者の就職件数は647件で、前年同月より12件(▲1.8%)減少した。

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