長崎の雇用失業情勢(令和元年10月)

 10月の有効求人倍率(季節調整値)は前月を0.01ポイント下回る1.18倍となり、2か月連続で1.1倍台となった。
 有効求人数(季節調整値)は前月比で1.2%減となり、有効求職者数(季節調整値)は0.3%減となった。
 新規求人数(原数値)は前年同月と比較すると5.5%減となり、前年同月比3か月連続で減少した。
 新規求職者数(原数値)は、前年同月と比較すると1.5%減となり、前年同月比2か月ぶりに減少した。

1 求人・求職の動き

 今月の新規求人数は10,657人で、前年同月を626人(▲5.5%)下回り、前年同月比3か月連続で減少した。
 これを雇用形態別にみると、フルタイム求人は0.4%減少し、パート求人は12.5%減少した。
 月間有効求人数は27,682人で、前年同月を1,859人(▲6.3%)下回り、前年同月比3か月連続で減少した。
 これを雇用形態別にみるとフルタイム求人は2.0%減と3か月連続で減少し、パート求人は12.4%減と3か月連続で減少となった。
 新規求職者数は5,980人で、前年同月より94人(▲1.5%)下回り、前年同月比2か月ぶりに減少した。
 これを雇用形態別にみると、フルタイム求職者は11人(▲0.3%)減少し、パート求職者は83人(▲3.6%)減少した。
 月間有効求職者数は22,887人で、前年同月より57人(0.2%)増加し、5か月連続で増加した。
 これを雇用形態別にみると、フルタイム求職者は44人(0.3%)増加し、パート求職者は13人(0.1%)増加した。

2 産業別新規求人の動き

 建設業(12.4%)、運輸業(7.9%)、医療、福祉(6.6%)で前年同月を上回った。一方、飲食店、宿泊業(▲21.5%)、卸売・小売業(▲21.3%)、サービス業(▲14.2%)、で前年同月を下回った。

3 紹介・就職の動き

 紹介件数は6,418件で、前年同月を551件(▲7.9%)下回り、前年同月比3か月連続で減少した。
 就職件数は2,280件で、前年同月を237件(▲9.4%)下回り、2か月ぶりに減少した。
 なお、雇用保険受給者の就職件数は646件で、前年同月より40件(▲5.8%)減少した。

その他関連情報

情報配信サービス

〒850-0033 長崎市万才町7-1 TBM長崎ビル

Copyright(c)2000-2011 Nagasaki Labor Bureau.All rights reserved.