令和2年チャレンジアンダー2,000みえ特設ページ(第十回)
「労災死亡事故緊急事態宣言」が発令中です。
‣三重県内における労災死亡事故の発生は、14人と、昨年同期と比較して5人増加し、前年を上回るペースで推移しており、極めて憂慮すべき事態となっています。
三重労働局は、この事態を重く見て、令和2年10月5日に、「労災死亡事故緊急事態宣言」を発令し、管内の労働基準監督署長に労働災害防止の取り組みの強化を指示するとともに、関係団体に要請を行いました。
‣事故の型別では墜落・転落災害(6人)及び交通事故(6人)が多く、60歳以上の死亡者が約5割を占めます。
‣業種別では、建設業(5人)及び道路貨物運送業(3人)で多く発生しています。
小売業、社会福祉施設において死傷災害が急増しています。
‣令和2年8月末現在の三重県内の労働災害による休業4日以上の死傷者数は1,202人と昨年の1,231人から29人減少しています。
‣しかしながら、小売業は174人(41人増加)、社会福祉施設は108人(21人増加)と死傷災害が急増しています。
‣これらの業種では、転倒災害、墜落・転落災害及び腰痛などによる災害が多く、60歳以上の死傷者が約4割を占めます。
新型コロナウイルス感染症対策に関するお知らせ
‣新型コロナウイルス感染症の感染防止対応の長期化に備え、感染が再度拡大することを予防するために
「新しい生活様式」を定着させましょう。
‣職場における新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するためのチェックリストを活用しましょう。
「新しい生活様式」の実践例
職場における新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するためのチェックリスト(8月7日改定)
①全国労働衛生週間(10月1日~7日)
【三重労働局長メッセージ】
本年度の全国労働衛生週間にあたり、三重労働局長より皆様に向けてメッセージがあります。
「令和2年度全国労働衛生週間メッセージ(三重労働局長)」
【本年度の全国労働衛生週間】
令和2年10月1日(木)から令和2年10月7日(水)まで
全国労働衛生週間は、労働者の健康管理や職場環境の改善など「労働衛生」に関する国民の意識を高め、職場の自主的な活動を促して労働者の健康を確保することを目的として、毎年実施しており、今年で71回目を迎えます。
経営トップの強い決意のもと、労使協力により自主的な労働衛生活動を展開しましょう。
「全国労働衛生週間」リーフレット
「全国労働衛生週間実施要綱」
【本年度のスローガン】
「みなおして 職場の環境 からだの健康」
労働衛生週間に関する情報などは、三重労働局「労働衛生週間ポータルサイト」で発信しています。
②職場における腰痛予防
【職業性疾病のワースト1】
令和元年の三重県内における職業性疾病による休業4日以上の死傷者数124人の内、腰痛による災害は80人で、職業性疾病全体の6割を超え、最も多くなっています。
三重県内における職業性疾病発生状況
【腰痛の要因】
職場における腰痛は、複合的な要因により発生しています。
【職場における腰痛を防ぐには】
職場における腰痛対策指針に基づき、総合的に腰痛予防対策を実施してください。
《職場における腰痛予防のポイント》
腰痛予防に関する、資料、エクササイズなど、くわしくは、厚生労働省ホームページ「職場における労働衛生対策」内の腰痛予防対策をご覧ください。
この記事に関するお問い合わせ先
労働基準部 健康安全課 TEL : 059-226-2107