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第3回電子部品・デバイス・電子回路製造業、電機機械 器具製造業、情報通信機械器具製造業最低賃金専門部会議事録
日時 | 令和5年9月12日(火) 9時55分~11時29分 | ||
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場所 | 兵庫労働局16階 第3共用会議室 | ||
出席者 | 公益委員 | 梅野委員、千田委員、三上委員 | |
労働者委員 | 末道委員、中島委員、堀井委員 | ||
使用者委員 | 榮永委員、新山委員 | ||
事務局 | 木下労働基準部長、田中賃金室長、飯田賃金指導官、山中労働基準監督官 | ||
議題 |
(1)兵庫県電子部品・デバイス・電子回路製造業、電気機械器具製造業、情報通信機械器具製造業最低賃金に係る改正決定の必要性の審議について
(2)その他
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議事録 | 梅野部会長 |
おはようございます。
ただ今から、第3回兵庫県電子部品等製造業最低賃金専門部会を開会します。
本日の会議について、事務局から報告をお願いいたします。
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飯田賃金指導官 |
はい、本日は、松岡委員が御欠席されておりますが、最低賃金審議会令第6条第6項の規定による定足数を充足しておりますことを御報告いたします。
また、本日の議事は公開することとしておりましたが、傍聴希望はございませんでした。
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梅野部会長 |
では、議事に入りますが、事務局から何かございますでしょうか。
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田中賃金室長 |
他部会の状況について、繰り返しになる部分もあるかもしれませんが、お伝えをさせていただきます。
兵庫におきましては、既にはん用、塗料、輸送用、鉄鋼、そして昨日計量器、この5つの部会につきまして、金額審議に移ったということでございます。
それで、昨日早速輸送用につきましては、金額審議の1回目が行われまして、継続審議となっている状況でございます。
一方、自動車につきましては、先週9月5日に3回目の必要性審議を行いましたが、必要性なしということで部会報告が取りまとめられたという状況でございます。
以上です。
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梅野部会長 |
では、審議に入ります。
議事内容は、前回に引き続き、「兵庫県電子部品等製造業最低賃金に係る改正決定必要性の審議について」です。
これまで、8月24日、続いて9月1日と、労使からそれぞれ、今年の電子部品等製造業最低賃金の改正必要性の有無について、基本的考えをお聞きしました。
前回の最後で、労使直接のお話もいただきましたが、意見の一致には至らず、継続審議となり、本日3回目を迎えることになったわけです。
本日も引き続き審議を進めていきますが、最初に労使双方、打合せは必要ですか。
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労使委員 |
はい。
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梅野部会長 |
では、別室にて10分~15分ほど、打合せをお願いいたします。
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(別室にて、労使委員それぞれで打合せ)
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梅野部会長 |
それでは、審議を続けます。
前回までに加えまして、補足等があればお聞きしたく思います。
労働側から何か補足ございますか。
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堀井委員 |
いいえ、ありません。
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梅野部会長 |
では、使用者側から御意見等ございましたら、お願いします。
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新山委員 |
特にありません。
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梅野部会長 |
ということは、必要性なしのままということですね。
分かりました。
そうしましたら、公労、公使で一度またお話ししたいと思います。
まず、公使でお話を聞かせてください。
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(別室にて、公使会議、公労会議、労使会議、使側委員会議)
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梅野部会長 |
それでは、どのようなお話になったのか、使側の方からお願いいたします。
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新山委員 |
それでは、私の方から、結論ということで、お伝えさせていただきたいと思います。
最終的に、使用者側として、必要性ありという結論とさせていただきます。
ただし、2点だけ、コメントをつけさせていただくということで使用者委員の結論としたいと思います。
まず、1点目です。
今回必要性ありということになり、今後金額審議に移るということになりますが、地域別最低賃金の大幅改定という現状に鑑みた場合に、経営者側として、改定するにあたっては、最低レベルの改定にとどまらざるを得ないのではないのかという認識を持っているということをまず1点目にお伝えしたいと思います。
それから、2点目ですが、これだけ大幅な地域別最低賃金のアップというのが続いている中で今後も政府の方針等々漏れ聞くところからいきますと、継続的に大幅なアップというのが想定されると認識しています。
そのように地域別最低賃金が大幅なアップ改定をされる中で、特定最賃の意義、あるいは地域別最低賃金との意義付けの違いといった部分というのが極めて薄れてきていると認識をしていますので、労働側においては、その内容、意義あるいは違いといったような部分について、検討いただきたいと思っています。
来年度以降仮に地域別最低賃金が大幅に改定になった場合に産業別での労使の中で議論をし、協定を結ぶという部分の意義というのが、なかなか見出せないということになると、今年と同じような議論になるのではないかと思っています。
こうした点については、今回必要性ありという形になれば、今後来年1年検討の時間もあるかと思いますので、一度御検討をお願いしたいと思います。
この2点のコメントをつけさせていただいた上で、必要性ありという結論にしたいと思います。
以上です。
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梅野部会長 |
ありがとうございました。
審議を重ねたところ、意見が一致したということです。
本専門部会の意見をまとめていきます。
7月14日の本審において、専門部会が全会一致で決議した場合は、最低賃金審議会令第6条第5項の適用と議決していますので、確認いたします。
では、兵庫県電子部品等製造業最低賃金改正必要性の有無について、本専門部会として「兵庫県電子部品等製造業最低賃金については改正決定することを必要と認める」との内容で報告書を作成することに異議はございませんか。
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各委員 |
異議なし。
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梅野部会長 |
では、出席者全員の御賛同をいただきましたので、本専門部会においては、全会一致によって、「兵庫県電子部品等製造業最低賃金については改正決定することを必要と認める」との結論に至ったということを確認しました。
事務局では、この専門部会報告及び答申文について、それぞれ案の作成をお願いいたします。
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田中賃金室長 | はい、今から準備いたしますので、10分ほどお時間をください。 | ||
(事務局にて、報告文案及び答申文案を作成)
(事務局より、報告文案を配布)
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梅野部会長 |
それでは、報告文案の確認をしますので、文案の読み上げをお願いいたします。
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飯田賃金指導官 |
はい。
案
令和5年9月12日
兵庫地方最低賃金審議会、
会長 梅野 巨利 殿
兵庫地方最低賃金審議会
兵庫県電子部品・デバイス・電子回路製造業、電気機械器具製造業、情報通信機械器具製造業最低賃金専門部会
部会長 梅野 巨利
兵庫県電子部品・デバイス・電子回路製造業、電気機械器具製造業、情報通信機械器具製造業最低賃金の改正決定の必要性の有無について(報告)
当専門部会は、令和5年7月14日、兵庫地方最低賃金審議会において付託された標記について、慎重に審議を重ねた結果、兵庫県電子部品・デバイス・電子回路製造業、電気機械器具製造業、情報通信機械器具製造業最低賃金について改正決定することを必要と認めるとの結論に達したので報告する。
なお、本件の審議に当たった当専門部会の委員は下記のとおりである。
記
公益代表委員
梅野 巨利
千田 直毅
三上 喜美男
労働者代表委員
末道 辰也
中島 洋
堀井 説也
使用者代表委員
榮永 悟
新山 正幸
松岡 直哉
以上です。
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梅野部会長 |
ただ今読み上げいただきました文案内容でよろしいですか。
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各委員 |
はい。
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梅野部会長 |
では、文案から案を消したものを報告文とします。
引き続いて、今回全会一致の議決ですので、局長あて答申を行います。
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(事務局より、部会長に答申文案の確認を求め、確認を得た後、その写しを配布)
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梅野部会長 |
それでは、答申文案の読み上げをお願いいたします。
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飯田賃金指導官 |
はい。
案
令和5年9月12日
兵庫労働局長
金刺 義行 殿
兵庫地方最低賃金審議会
会長 梅野 巨利
兵庫県電子部品・デバイス・電子回路製造業、電気機械器具製造業、情報通信機械器具製造業最低賃金の改正決定の必要性の有無について(答申)
当審議会は、令和5年7月14日付けをもって最低賃金法第21条の規定に基づき貴職から諮問のあった兵庫県電子部品・デバイス・電子回路製造業、電気機械器具製造業、情報通信機械器具製造業最低賃金の改正決定の必要性の有無について、慎重に審議した結果、兵庫県電子部品・デバイス・電子回路製造業、電気機械器具製造業、情報通信機械器具製造業最低賃金について改正決定することを必要と認めるとの結論に達したので答申する。
以上です。
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梅野部会長 |
ただ今の答申文案でよろしいでしょうか。
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各委員 |
はい。
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梅野部会長 |
それでは、答申文案から案を消した文を答申文として、審議会長名で局長あてに答申いたします。
労働基準部長に答申文をお渡しいたします。
準備をお願いいたします。
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(部会長より、労働基準部長に答申文を手交)
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木下労働基準部長 |
ありがとうございました。
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(事務局より、答申文の写しを配布)
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木下労働基準部長 |
ただ今兵庫県電子部品等製造業最低賃金の御答申をいただいたところでございます。
3回にわたる真摯な御議論の結果、全会一致で必要性ありとの結論を得たところでございます。
誠にありがとうございました。
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梅野部会長 |
それでは、事務局からほかにございますか。
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田中賃金室長 |
はい、次回の日程でございますが、次回からは金額審議ということになるわけですが、会議室等いろんな事情がございまして非常に日程が厳しいのですが、9月28日木曜日午後3時からということでお願いできればと思います。
本日必要性ありということで答申をいただきましたので、金額改正についての意見聴取の公示を今後15日間行うこととなっております。
あと、次回以降につきましての公開・非公開についての確認をお願いできればと思います。
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梅野部会長 |
それでは、次回は9月28日木曜午後3時からの開催です。
次回は金額審議ですが、会議は公開としたいと思います。
では、本日はこれで終了します。
ありがとうございました。
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