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第2回兵庫県電子部品・デバイス・電子回路製造業、電気機械器具製造業、情報通信機械器具製造業最低賃金専門部会議事録
日時 | 令和5年9月1日(金) 14時00分~15時36分 | ||
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場所 | 兵庫労働局16階 第3共用会議室 | ||
出席者 | 公益委員 | 梅野委員、千田委員、三上委員 | |
労働者委員 | 末道委員、中島委員、堀井委員 | ||
使用者委員 | 新山委員、松岡委員 | ||
事務局 | 木下労働基準部長、田中賃金室長、飯田賃金指導官、山中労働基準監督官 | ||
議題 |
(1) 兵庫県電子部品・デバイス・電子回路製造業、電気機械器具製造業、情報通信機械器具製造業最低賃金に係る改正決定の必要性の審議について
(2) その他
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議事録 | 梅野部会長 |
ただ今から、第2回兵庫県電子部品等製造業最低賃金専門部会を開会します。
本日の会議について、事務局から報告をお願いします。
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飯田賃金指導官 |
本日は、榮永委員が御欠席ですが、最低賃金審議会令第6条第6項の規定による定足数を充足しておりますことを御報告いたします。
また、本日の議事は公開としております。
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梅野部会長 |
それでは、議事に入ります。
事務局から何かございますか。
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田中賃金室長 |
はい、2点ございます。
1点目ですが、本日9月1日地賃の方が官報に公示されておりますので、予定どおり10月1日効力発生ということが決まっております。
もう1点は、前回電子は8月24日午後に審議を行っておりますが、その後の他部会の状況でございます。
鉄鋼が、今週月曜日8月28日に審議が行われまして、必要性ありということで、金額審議に移っております。
ちなみに金額審議は1回目が9月20日午後3時ということで決まっております。
その後、昨日8月31日ですが、自動車の2回目が午前中ございました。
こちらについては継続審議となっておりまして、3回目は来週火曜日9月5日午後3時ということで決まっているといった状況でございます。
私からは以上です。
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梅野部会長 |
では、審議に入ります。
議事内容は、前回に引き続き、「兵庫県電子部品等製造業最低賃金に係る改正決定必要性の審議について」です。
前回8月24日1回目の審議会ですが、労使それぞれ今年の電子部品等製造業最低賃金改正必要性の有無について、基本的な考えをお聞きしたわけです。
前回の意見ですが、まず労側は次のような見解です。
電子部品等の改正は、兵庫県の適用労働者数半分以上の合意を得た労働協約ケースで申し出ている。
労働協約の申出最低額は、1,040円で、現行の電子部品等最低賃金961円との79円の差、これを改善したい。
そのための改正の必要性はあるという主張です。
他方、使用者側は、次のような意見でした。
部材・エネルギー高騰等のコストアップにより、企業の事業環境は一層不透明感が増している。
価格転嫁の取組みは一定の改善はあるが、まだまだその浸透には時間がかかる。
一定の賃上げの必要性というのは理解するけれども、大幅かつ急激な賃上げは中小企業に大きな影響があり、これは企業の存続に直結する問題であるということです。
電子部品等最低賃金は昨年930円から961円と、プラス31円改定され、それは20%を超える影響率をもたらすものでした。
今年は地賃が既にプラス41円の1,001円となることが決まっており、現時点でも電子部品では40円の改定は最低必要になります。
こうした状況を踏まえると、改正の必要性があるのか、あるいはこの廃止あるいは埋没ということも考えなければならない転換点にきているのではないでしょうかということです。
以上を踏まえて、現段階では改正必要性はない。
そういう見解でありました。
ということで、労使双方意見の一致には至っておりませんでした。
そこで、本日も引き続き、審議を進めていくということです。
前回のように、最初に労使双方打合せの時間必要ですか。
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労使委員 |
お願いします。
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梅野部会長 |
では、別室にて、打合せをお願いいたします。
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(別室にて、労使委員それぞれで打合せ)
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梅野部会長 |
では、再開します。
まず、前回からの追加になるような意見とか、補足に当たる意見があれば、お聞きしたいと思います。
使用者側からいかがでしょうか。
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新山委員 |
使用者側としては、前回申し上げた認識とそう変わってはいないという状況でございます。
少し補足して申し上げますと、やはりエネルギー価格等も高止まりをしている中で、先々のいろいろな部材だとかそういった部分の高騰といったところも明るい兆しが見えないという状況にあるということで、非常に危機感を持っているということでございます。
特に、最低賃金の引上げが、非常に大きな影響を与える中小企業においては、経営的にもかなり厳しいと認識をしているということでございますので、そういう意味において、前回の認識とは変わらずということで、改定についても必要なしという考えでございます。
以上です。
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梅野部会長 |
ありがとうございました。
労働側の方から何か、補足等追加御意見ございますか。
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労働側委員 |
大丈夫です。
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梅野部会長 |
ありませんか。
そうしましたら、まず公と使でお話を別室で伺いたいと思います。
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(別室にて、公使会議、公労会議、労使会議)
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梅野部会長 |
それでは、再開しましょう。
どのような結果になったでしょうか。
使側にお聞きしましょうか。
使側の答えがOKかどうか、あるいは引き続き審議なのか、どうなったでしょうか。
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松岡委員 |
結局労使ともに現在のところ話合いは特についておりません。
ただ使側は、今日榮永委員が御欠席ですので、榮永委員の御意見も含めて、もう一度継続して審議をやらせていただければという結論になっております。
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梅野部会長 |
それでは、次回持ち越しということですね。
ありがとうございました。
では、本日はこのあたりで一旦終了して、次回に引き続き、審議するということで、次回の日程を事務局から説明いただけますでしょうか。
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(事務局から次回の日程を説明し、確認を行う。)
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梅野部会長 |
それでは、次回は12日火曜日午前10時からです。
次回会議も公開といたします。
また、効率的審議の観点から、必要性についての審議は次回で結論を出したいと思いますので、労使ともよろしく御協力お願いいたします。
では、本日の審議会はこれで終わります。
ありがとうございました。
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