第4回兵庫県最低賃金専門部会議事録

日時  令和5年8月7日(月)   9時28分~11時32分
場所 兵庫労働局 16階第3共用会議室
出席者 公益委員  梅野会長
労働者委員 岩﨑委員、小西委員、堀井委員
使用者委員 松岡委員、𠮷川委員
事務局 木下労働基準部長、田中賃金室長、飯田賃金指導官、山中労働基準監督官
議題    (1)  兵庫県最低賃金の改正審議について 
   (2)  その他 
議事録 飯田賃金指導官
おはようございます。
本日の会議が始まる前に、少し状況説明をさせていただきます。
本日は、公益委員の山口部会長と桜間部会長代理が急きょ体調不良のため、欠席となります。
そのため、本日の進行については、最低賃金法第24条第4項及び第25条第4項により、部会長及び部会長代理より、あらかじめ梅野委員に委ねられております。
つきましては、本日は梅野委員に進行していただくということでよろしいでしょうか。
各委員
異議なし。
飯田賃金指導官
また、併せて、議事録の確認を梅野委員に行っていただくということでよろしいでしょうか。
各委員
異議なし。
飯田賃金指導官
それでは、この後の進行につきましては、梅野委員にお願いいたします。
梅野委員
では、ただ今から第4回の兵庫県最低賃金専門部会を開会します。
本日の会議について、事務局から報告をお願いします。

飯田賃金指導官

本日は山口委員、桜間委員、倉本委員が欠席ですが、審議会令第6条第6項の規定による定足数を充足しておりますことを御報告させていただきます。
また、傍聴者の方々には遵守事項に従い、円滑な議事進行に御協力のほどよろしくお願いいたします。
梅野委員
それでは、議事に入りますが、事務局から他局の状況等の情報がございましたら、お願いいたします。
田中賃金室長
はい、説明をさせていただきます。
先般木曜日の段階で、神奈川、愛知、広島が決まりそうだというお話については、お伝えさせていただいたところでございますが、報道等で御承知かもしれませんが、すでに決まったところが3つあると聞いているところでございます。
一つ目は、神奈川Aランクですが、41円、目安どおり決まったと聞いております。
二つ目が、愛知。こちらもAランクでございますが、こちらも41円の目安どおり決まったと聞いております。
広島については、Bランクでございますが、40円、こちらも目安どおり決まったということです。
ちなみに、神奈川につきましては、41円引き上げられまして、1,112円、愛知につきましては、41円引き上げられまして、1,027円、広島につきましては、40円引き上げられまして、970円となったということでございます。
ちなみにこれは全て本審で答申が出たと聞いているところでございます。
当然ながら、この後の手続きがございますので、決定というものではないということについては、御承知おきください。
私からは以上です。
梅野委員
では、審議に入ります。
前回の審議の確認ですが、使用者側は33円引上げの時間額993円です。
根拠としては、連合兵庫春闘賃上げ率300人未満ですが、3.44%このデータに基づいた主張でした。
一方、労側は49円の引上げで、時間額は1,009円、5%台とされました。
地域格差是正あるいは物価高騰等を踏まえて、目安40円プラスアルファ、そういう根拠でこの数値が出てまいりました。
その後、前回は公労、それから公使で打合せをいたしました。
しかし、労使の主張金額の隔たりは前回では埋まりませんでしたので、公益から強く両者に対し、歩み寄りを要請いたしました。
本日その歩み寄りの数値が出されるという予定でお集まりいただいているわけです。
本日三者合意ができるように引き続き審議を進めますが、前回持ち帰った結果を踏まえて、まず双方から御意見を伺いたく思います。
その前に労使、それぞれで打合せの時間は必要ですか。
各委員
はい。
梅野委員
では、別室において、10分程度で打合せをお願いいたします。
 
(労使それぞれで打ち合わせ)
梅野委員
では、双方の意見を伺います。
本日は労側からお願いいたします。
小西委員
それでは、小西より発言させていただきます。
先日の第3回専門部会にて、具体的な改正額、プラス49円を提示しました。
その後公労、公使との協議の中で公益側よりそれぞれの提示額に大きな隔たりがあり、それぞれ歩み寄れる努力をとの強い要請がありました。
公益側からの要請を受け、労側としても検討を行い、次の額を再提示いたします。
具体的な改正額としましては、プラス45円の1,005円を提示いたします。
考え方としましては、これまで主張してきました消費者物価を考慮した継続的な最低賃金の引上げ、それと昨年度を大幅に上回った春闘回答の未組織労働者への波及など挙げられますが、とりわけ全国加重平均との乖離、地域間格差の是正の必要性を重視しています。
兵庫県の最低賃金は昨年度使用者側、公益側の御理解と三者合意により、960円となり、全国加重平均961円に一歩近づきました。
一方で、今年度の中央最低賃金審議会の目安では、全国加重平均の上昇が見通され、全国加重平均との差や、近隣地域との地域間格差が拡大し、労働力の流出が懸念されます。
一方で、兵庫県経済の持続的好循環を作る必要があると認識しています。
国内総生産の50%以上は個人消費、家計支出にあるといわれています。
足元の経済の回復傾向を確実なものとするためには、賃金を見直し、消費を拡大し、各企業の利益をもたらすといった兵庫県経済の持続的な好循環を作り上げることが今まさに大事な時期かと考えます。
その賃金の見直しとなるベースが最低賃金の改定にあります。
加えて、賃金の見直しが職場に活力を与え、生産性向上にもつながるものと考えます。
したがいまして、当初の提示額の確保の必要性は認識しつつも、全国加重平均との乖離、地域間格差の是正、兵庫県経済の持続的な好循環の構築などを踏まえ、今回の見直しに至りました。
以上です。
梅野委員
では、続きまして、使側の方お願いいたします。
松岡委員
それでは、使側の意見を述べさせていただきます。
前回は連合兵庫の春闘回答集計結果を使わせていただき、33円上昇の993円を提案させていただきました。
しかし、公益委員より、さらに金額の上積みを促されましたので、再度考えさせていただきました。
993円は県内の労働組合がある会社の労使交渉の場において、労使が懸命な努力により実現した結果をそのまま全ての企業に適用するものでした。
前回も申し上げましたとおり、地方最低賃金は罰則を伴う強行法規であり、春闘結果を上回る最低賃金は、苛酷な状況にある中小企業の労使を逃げ場のない状況に追い込む、とても危険なものとなります。
さらにこれ以上の金額は当然一番苛酷な状況にある中小企業が持ちこたえられるレベルのものではありません。
第1回専門部会で「誰一人取り残されることなく持続可能な最低賃金の改正が望まれます」と表明させていただきましたが、この「誰一人取り残されることなく」の看板は、残念の極みではございますが、下ろさせていただき、「ほとんどの人が取り残されることなく」に掛け替えざるを得ません。
では、「ほとんどの人が取り残されることのない最低賃金の改正」を目指して、提案させていただきます。
今年の目安額につきましては、公益委員見解をもって、示されましたが、金額根拠につきまして、一部修正すべき点があると考えます。
具体的には、金額については、労働者の生計費について、消費者物価指数の「持ち家の帰属家賃を除く総合」の昨年10月から今年6月までの対前年同月比で4.3%であったことを根拠にされております。
ただ、この数値はあくまで全国平均値であり、兵庫が属するBランクでは4.1%となっております。
ランク別の数値がありながら、全国平均を使用するのは、ランク分けする意味がなくなってしまいますので、Bランクは4.1%を基準とすべきです。
兵庫におきましては、正しくこの基準を適用し、労働者の生計費にスポットを当てた目安とすると、引上げ率4.1%、引上げ額39円の999円が兵庫の最低賃金として、根拠のある金額といえます。
最後に、目安を受けた審議会制度において、苛酷な状況にある中小企業の労使の実情とかけ離れた解を出さざるを得ないこの状況は、甘受するにはあまりに厳しいものと言わざるを得ません。
以上です。
梅野委員
それでは、ただ今からは公労、公使で個別にまた意見を伺っていきたいと思います。
労側からいきますか。では、別室で。
  (公労、公使、労使会議)
梅野委員
それでは、再開いたします。
傍聴の方、すみません。長い間ありがとうございます。
公労、公使で金額の交渉をずっとしてまいりました。
その結果、労側は当初1,005円が今日初っ端の提示額でしたが、プラス42円の1,002円まで歩み寄っていただきました。
一方、使側はプラス39円の999円が今日朝の提示額でしたが、目安額1,000円、特に三者合意を目指したいという意思で1,000円で上限をしたいということです。
労側は1,002円で、これ以上ちょっと下りることはできないということで、現在の状況は1,000円と1,002円という状況です。
労側、使側それぞれ最終的に公益、今日私一人しかいませんが、梅野の見解を聞いてみたい。
それを聞いて、それによって、採決に臨みたいということで一致しています。
私一人しかいませんが、少しお時間ください。
別室でもう一度考えてみます。
それで、最終的に今日の部会としての引上げ額を皆さんの前で提示し、採決に入ります。
  (公益委員協議、公使会議)
梅野委員
お待たせいたしました。
かなりの審議を尽しましたので、本専門部会として、意見をまとめていきます。
まず、労側の御意見は、今日朝から主張されていることですが、消費者物価指数の継続的・持続的に引き上がっているという状況を考慮すること、春闘結果を未組織の労働者に波及させる必要があること、また全国加重平均との差、これを少しでも縮めていく必要があるのではないか、特に兵庫県の経済というのは、そんなに悪いというか低いものではないし、人口の兵庫県からの流出を避けるためにも賃上げというのは必要である。
賃金引上げを契機として、消費者の消費拡大、それがさらに持続的な経済好循環を作り出すこういう思いであるということで、今日は当初プラス45円の1,005円でした。
しかしながら、歩み寄りをお願いしたところ、プラス42円の1,002円まで引き下がっていただきました。
ただ、ここより下にはもう下がれないという御意見でした。
一方、使用者側としましては、999円、プラス39円、前回よりもだいぶ上に上がってきていただいたわけです。
最賃というのは強制法規であって、限界状況にある中小・零細企業にとっては、非常に苛酷なものであり、これ以上引き上げると、現在の賃上げの状況に対して、非常に厳しい状況である。
誰一人取り残さないということを本来強行したいが、そうは言っても、政府の方針もあるでしょうし、ほとんどの人が取り残されないようにというぎりぎりのところまで譲歩を我々はするのだということでした。
それで、999円という数値を出されたわけです。
ただ、公使協議の中で目安額1,000円まで、使側は譲歩してくださいました。
これは三者合意を尊重したいということが大きな理由でありました。
このように労側1,002円、使用者側1,000円ということで、開きはあともう少しなのですが、縮まりません。
最終的に労使ともに、私に、公益の見解を委ねて、それで採決に入りたいという点では一致しました。
私自身いろいろもう一度資料を見ながら、私自身のこの最賃に対する思いももう一度振り返りながら、考えました。
その結果は、1,001円、プラス41円の引上げを公益委員の見解といたします。
その理由はどちらかというと、労働者側の意見に私は近いのですが、やはり生活費、消費者物価が異常に上がっています。
また、今後さらに上がる見込みです。
新聞報道等でも来月さらに値上げが予想されると言われています。
こうした生活を守るという点では、今の賃上げではまだまだ不十分であるというのは私自身思っています。
 また、世界的な水準からみて、日本の労働賃金というのは非常に低く、先進国の中でも最低レベルである。
いつまでもこんな状況に甘んじていて良いのだろうかというのは私自身個人的に思っています。
これは政府の見解と合っているというのか、中賃の答申の中にはそういうことは言っていませんが、私自身そう思っています。
生産性の改善が先なのか、それとも賃上げが先なのかというのは、卵か鶏かという話になるのですが、私自身はまずは賃上げをするということが先だと考えています。
これによって、経営者側もさらなる努力が必要になるでしょうし、あるいはもちろん政府に対する支援要請というのは必須でありますから、この後の建議の方でそういうことは盛り込む必要があると思っていますが、どこかが起点にならなければ、動かないと思っています。
その起点は賃上げだと私自身は考えています。
ということで、以上から影響率に関しては、1,000円と1,001円では大きな開きがありますが、ここは一歩踏み込むべきであろうというのが私個人の考えです。
以上が公益の見解であります。
それでは、この見解に関しまして、部会報告をまとめたく思います。
労使がまとめることに合意いただける場合はこの引上げ額を部会報告とします。
その後、全会一致について、確認いたします。
まず、この金額、1,001円ですが、全会一致により、決議いただけなかった場合は部会答申を行うことができませんので、部会報告をまとめて、本審に提出し、改めて本審において、審議をし、答申を行うことになります。
また、部会報告についてのまとめに入ることに合意いただけない場合にはもう少し時間をとって、審議を継続することとします。
確認いたします。
ここまでの審議で結論を出すことに関し、労使ともに同意いただいてよろしいですか。
各委員
はい。
梅野委員
ありがとうございます。
ここで部会報告のまとめを行うことについては、全員の合意が得られたものと判断いたします。
では、次に公益委員としての引上げ額を示させていただき、全会一致の確認をさせていただきます。
決議は挙手で行い、金額について、反対の方の挙手を求めることにいたします。
そのとき、労使双方に異議がない場合は全会一致の議決となります。
それでは、公益委員の見解としての引上げ額、もう示しましたが、本年度の改正額はプラス41円の引上げ、時間額1,001円です。
理由は先ほど申しあげたとおりです。
では、全会一致の確認をさせていただきます。
この引上げについて異議のある方、反対の方は挙手願いいたします。
 
(使用者側委員2名挙手)
梅野委員
ありがとうございます。
公益委員の見解について、各委員の意見を伺ったところ、残念ながら、意見の一致をみませんでしたので、全会一致には至りませんでした。
先ほど、申し上げましたとおり、部会としての報告書のとりまとめに入っていきます。
再度、兵庫県最低賃金についての確認です。
時間額 1,001円(引上げ額 41円)
効力発生の日 令和5年10月1日
この金額を元に事務局で報告文を作成いただきたいと思います。
また、例年この報告書には部会の要望事項等を入れていますが、どうされますか。             
各委員
建議は必要です。
梅野委員
では、要望事項をお聞きして、内容を報告文に盛り込みます。
どのような項目を盛り込みますか。
 
(ベースとして、事務局で前年度の文面を準備し、意見交換)
𠮷川委員
原材料、エネルギーコストその辺の価格転嫁のところや社会保険料、税の負担軽減策など十分な支援というところは入れておいてほしいと思います。
梅野委員
価格転嫁政策というところをもっと強調した方が良いですね。
この文面を見れば、特に地方、中小企業・小規模事業者に配意しつつ、価格転嫁政策を徹底し、賃上げの原資確保につなげていく取組を強力に実施するとか書かないと単に持続では弱いです。
松岡委員
この最低賃金の引上げによって、4.27%引き上げられまして、それの影響率が28.32%ですので、17万以上が影響を受ける。
ですから全体の労働者の4分の1以上の賃金がこれで上がるということですので、賃上げ分の転嫁というところを強調していただきたいと思います。
岩﨑委員
最低賃金の引上げにかかる労務費ということだったら、労務費が限られます。
最低賃金という文言はいらないです。
賃上げの原資の確保というのを労務費に転嫁するということで良いじゃないですか。
梅野委員
環境整備というのは弱い。
環境整備を迅速かつ強力に行うとすべきです。
小西委員
これまでのお話で、重要な部分は2番と3番なので、2番と3番を1番、2番としたら、良いのではないですか。
田中賃金室長
順番を入れ替えるということですね。
ペーパーになってからまた見ていただき、御意見を伺うということで、これで報告書の方の最終作成をしますので、時間をいただけますでしょうか。
15分ぐらい、お時間をください。  
 
(事務局で報告文案を作成)
梅野会長
それでは、報告文案について、事務局で読み上げをお願いいたします。
飯田賃金指導官
令和5年8月7日
 
兵庫地方最低賃金審議会
会長 梅野 巨利 殿
兵庫地方最低賃金審議会
兵庫県最低賃金専門部会 部会長
山口 隆英
 
兵庫県最低賃金の改正決定に関する報告書
 
当専門部会は、令和5年7月3日、兵庫地方最低賃金審議会において付託された兵庫県最低賃金の改正決定について、慎重に調査審議を重ねた結果、別紙のとおりの結論に達したので報告する。
なお、今回の報告に当たっては、以下のことを強く要望する。
1 特に中小企業・小規模事業者に配意しつつ、価格転嫁対策を徹底し、賃上げの原資を確保できるよう、労務費・原材料費・エネルギーコスト上昇分の適切な転嫁に向けた環境整備を迅速かつ強力に行うこと。
2 中小企業・小規模事業者が最低賃金を引き上げても、円滑に企業運営を行えるように、現在の「業務改善助成金」制度にとどまらず、社会保険料の事業主負担部分の免除・軽減を始めとした社会保険料・税の負担軽減策など十分な支援を行うこと。
3 企業物価高騰などの影響を強く受け、業績が圧迫される中小企業・小規模事業者が、労働者を解雇することなく雇用維持できるよう、雇用調整助成金の活用を促進し、適切な支給決定や申請期間の延長等、雇用の維持に取り組む企業への支援を充実させること、及び申請窓口の拡充等十分な配慮を行うこと。
 
本件の審議に当たった専門部会の委員は下記のとおりである。
 
 
公益代表委員 梅野 巨利、桜間 裕章、山口 隆英
労働者代表委員 岩﨑 和人、小西 啓介、堀井 説也
使用者代表委員 倉本 信二、松岡 直哉、𠮷川 和宏
別 紙
兵庫県最低賃金
1 適用する地域
兵庫県の区域
2 適用する使用者
前号の地域内で事業を営む使用者
3 適用する労働者
前号の使用者に使用される労働者
4 前号の労働者に係る最低賃金額
1時間 1,001 円
5 この最低賃金において賃金に算入しないもの
精皆勤手当、通勤手当及び家族手当
6 効力発生の日
法定どおり
梅野委員
ただ今読み上げた報告文案の内容を部会報告として、本審議会に報告するということでよろしいですか。
あと1点ですが、この建議に当たる文書で強く要望する相手は誰かというのは、前回何か問題とならなかったですか。
政府にとか誰かにとか、どこに対して要望するというのはいらないですか。   
各委員
そうですね。
梅野委員
それを明確にする方が良いですね。どうでしょうか。
田中賃金室長
報告書なので、これ自体の形式は部会長から会長ということですが、この後午後に答申が決定される運びになろうかと思うのですが、基本的にはこれを添付した同等のものになりますので、おっしゃられたように政府といった言葉を具体的に入れた方が分かりやすいと思います。
もし、皆さんの御意見であれば、そういうことで入れさせていただくことは可能です。
梅野委員
それでは、入れてください。
田中賃金室長
政府に強く要望するというふうに修文させていただきます。
もう1回直します。
お待ちいただけますでしょうか。
 
(事務局で報告文案を修正)
飯田賃金指導官
そうしましたら、委員の方から要望がございましたので、本文の表題兵庫県最低賃金改正決定に関する報告書のすぐ下の4行目ですね。
なお、今回の報告に当たっては、以下のことを政府に強く要望するという形で修文させていただきました。
それ以下につきましては、先ほどと同じでございます。
梅野委員
という今回の修正版に関してですが、この報告でよろしいですか。
各委員
はい。
梅野委員
ありがとうございます。
それでは、報告文案から案を消したものと報告文とし、本審に報告いたします。
本日残念ながら、全会一致とはなりませんでした。第6条第5項の適用というのはできません。
答申という形では出せなかったわけですが、部会としては、結審をして、我々の任務を今日これで終わります。
部長から一言お願いいたします。
木下労働基準部長
ただ今部会報告をいただいたところでございます。
本日まで日程を詰めた審議に御協力をいただきまして、誠にありがとうございました。
残念ながら、会長代理がおっしゃられたとおり、全会一致とはなりませんでしたが、中賃目安委員会報告を十分に参酌をしていただきまして、兵庫としての自主性の発揮をしていただけたのではないだろうかと考えているところでございます。
これから午後本審審議の方が開催されるわけでございますが、答申の方はそちらの方に持ち越しということになります。
本日までの御厚誼、誠にありがとうございました。
梅野委員
では、事務局から何かございますか。
田中賃金室長
特にはないですが、午後本審が予定されておりますので、皆さん本審メンバーということでございますので、14時場所はここでということになります。
ありがとうございました。
以上でございます。
梅野委員
それでは、専門部会はこれで閉会いたします。
ありがとうございました。
 

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