Column ~就活コラム~

おさえておきたい面接マナー

書類選考を通過したら、いよいよ面接ですね!
社会人として働くために常識的なマナーがあるかどうかも、会社の人は見ています。
ここでは、おさえておきたい面接マナーをまとめてみました。
面接での好印象を目指しましょう!

【目次】

  1. 家~会場につくまで
  2. 会場に到着したら
  3. 入室~着席
  4. 歩くとき
  5. お辞儀をするとき
  6. 面接中の注意点
  7. 退室するとき
  8. 会場~家につくまで
  9. まとめ

家~会場につくまで

家を出る前にまずは身だしなみをチェックしましょう。
就活における身だしなみは、清潔感があり健康的機能的であることが大切です!

事前に会場までの行き方や時間を調べておきましょう。
どれくらい時間がかかるのか、行き方も複数調べておくと安心ですね。

家を出たらいつどこで会社の人とすれ違うか分かりません。
どこで見られていてもいいように移動中のマナーにも気をつけましょうね。
交通ルールを守り、歩きスマホは控えましょう。
また交通機関やエレベーターなどの利用マナーも守りましょう。

事前にしっかり調べておいたにもかかわらず、「時間ギリギリになりそう」とか「遅刻しそう」という時は、早めに電話連絡を入れて、今の状況を伝えるようにしましょう!

会場に到着したら

5分から10分前くらいに会場入りしましょう!
あまり早すぎるのも迷惑になるので、受付時間の10分くらい前までは会場周辺で待機します。
その際、ビルの壁に寄りかかったり、スマホをいじったり、大声で雑談するなどは控えましょう。
会社の人に見られているかもしれません。

また、時間があれば受付前にお手洗いをすませておきましょう。
面接で緊張するとトイレが近くなることがあります。
また化粧室の鏡で身だしなみを再チェックできます!

会場に入る前に、コートは脱いでたたみましょう。
裏地を表面にして持ちます。
傘はたたんでカバンにしまうか、傘立てがあれば傘立てを使いましょう。
建物内が濡れないように配慮します。
面接会場まで長傘を持っていかなければならないときは、傘をタオルで軽くふくなどして濡れないように気をつけましょうね。

受付では、受付の方に「学校名・氏名・用件」を伝えます。
「○○大学4年の○○申します。本日〇時〇分より面接のため参りました」のように明るくハキハキと用件を伝えましょう!

控室で待つ場合は、姿勢を正し、スマホはなるべく見ないようにします。
本や新聞を読むのもNGです。
控室に他の就活生もいる場合、大きな声で雑談や談笑をするのも控えましょう。
カバンは抱えるか下に置きます。自立するタイプのカバンが便利ですよ。

受付の方やすれ違う人、清掃している人など、面接官以外の人にも挨拶をしましょう!
これから一緒に働く先輩になるかもしれません。

入室~着席

入室する際は3回ノックします。「どうぞ」と言われたら入ります。
入ってドアを閉めてから「失礼いたします」と言います。
ドアは両手で丁寧に閉めましょう。
ドアがない部屋の場合は入り口前に立って「失礼いたします」と言うだけでOKです。
入室するときに面接官が目の前にいたら、目が合った時点で軽く会釈をすると好印象ですよ!

イスの横までいったら姿勢を正し、あいさつをします!
面接官から「氏名お願いします」など指示があることもあります。
指示に合わせて「○○大学の○○と申します。本日はよろしくお願いいたします」などとあいさつをします。

面接官に「どうぞ」「お座りください」などと言われたら、「失礼いたします」と言ってから着席します。

長傘やコート、カバンなどを手に持っていた場合は面接が始まる前に置かなければなりません。
面接官から「カバンは机に置いてください」等、指示があれば従いましょう。
面接官から指示がない場合、カバンは着席した際にイスの横に立てて置きます。 コートを持っているときは、コートを二つ折りもしくは三つ折りにし、カバンの上に置きます。
カバンの上に置くのが難しければ、床に置いてしまっても問題ありません。
長傘はカバンに並列に置き、持ち手を面接官に向けて置きましょう。

歩くとき

入室して着席するまでの流れをお伝えしましたが、入室してから着席まで面接官の前で歩くことになりますね!
緊張して歩くとぎこちない歩き方になってしまうかもしれません。
でも、歩く姿は意外と見られているものです。
歩き方のコツを簡単にお伝えしますね。

背筋をのばしてあごを少し引き、胸を開きましょう(肩甲骨を寄せるイメージです)。
下は見ずに、視線は前に向けましょう。自分が座る席を見ると自然になります。
自然な歩幅で、肩はできるだけ揺らさず、ゆったりと歩きましょう!

お辞儀をするとき

入退室時や、着席前の「失礼します」の後、お辞儀をしますね!
面接官にあいさつした後も、一礼します。
面接官を敬う気持ちを込めて、お辞儀しましょうね。
首をちょこんと下げる目礼は面接ではNGです!
お辞儀もいくつかポイントがありますよ。

まず、お辞儀は3秒を目安にするとちょうどいいです。
頭を下げる1秒、下げた状態1秒、顔を上げる1秒、といった具合です。
背筋をのばして真っすぐに立ちます。
首をまげたり、突き出したりしないように気をつけましょう。
目線は面接官に向け、言葉を言い切ってから頭を下げます。
頭を下げるときは、腰から曲げるイメージでお辞儀をします。
急がずひとつひとつの動作を区切るようにするとキレイに見えますよ!

面接中の注意点

あいさつをして着席したらいよいよ面接開始ですね!
緊張していても、笑顔で明るくハキハキと受け答えするように心がけましょう。
それだけで好印象になります。

イスには浅く腰掛け、背筋をのばします。
腰骨を立てて肩甲骨を寄せるイメージです。
手は太ももの上に置きます。

目線は質問してきた面接官に向け、アイコンタクトを取りながら話すと良いです。
苦手な場合は眉間か鼻を見るでも問題ありません。
自信が無いときに目が泳いでしまうことがないように、熱意や想いを込めて目を見て話すことを心がけましょう。
緊張するといつもよりも早口になってしまうことがあります。
聞き取りやすい大きさの声、かつ、いつも以上にゆっくり丁寧に話しましょう!

相手の質問や言葉をさえぎらないことも大切です。
面接官の話を最後まで聞いたうえで、一呼吸おいてから話し始めると、話を聞ける人だな、という印象を与えられます。

退室するとき

面接が終わったら、まずお礼を言いましょう!
面接が終わっても気を抜いてはいけません。退室する姿も見られています。

イスから立ち上がり、改めて「本日はお忙しいところお時間をいただきありがとうございました」などあいさつをして荷物を持ちます。

ドアに向かって歩き、ドア前までいったら面接官に振り返り、「失礼いたします」と言って一礼しましょう!
ドアを両手で静かに閉めます。
ドアを静かに閉めるのは、気遣いができるという印象を与えますよ。

ドアがない部屋の場合は入り口前に立ち、「失礼いたします」と言って出ましょう。
エレベーターまで見送りしてもらった場合は、乗ってすぐに階数と「閉」ボタンを押してお辞儀し、扉が閉まるまで頭を下げたままにします。

会場~家につくまで

面接が無事に終わり、退室してほっとひと息ですね!
でも、来るときと同じく、誰といつすれ違うか分かりません。
会場を離れるまで気を抜かないようにしましょう。

会社内ですれ違う人や受付の方にも挨拶や会釈をしましょう。
スリッパを借りた場合は、キレイに整えてもどします。
会社を出てすぐに電話をしたり、スマホを触ったりしないようにしましょうね。
大きな声で話すと社内にいる人に聞こえる可能性もありますし、面接官が窓の外を偶然見ているかもしれません。
歩きスマホや信号ルール、交通機関やエレベーターでの利用マナーにも気をつけましょう!

面接後に、お友達とお茶や食事の約束をしている方も多いかもしれません。
打ち上げの予定がある人もいますね。
会社の周辺や、最寄り駅の周辺の飲食店には会社の関係者がいる可能性があります。
利用する際はマナーや態度に要注意です!

まとめ

面接マナーについてまとめてみましたがいかがでしょうか。
緊張するとうまくできないと思うかもしれませんが、緊張していることは面接官も分かっていますので、練習して本番に臨むことが大切です!
面接本番に備えて、改めてマナーや立ち居ふるまいについて練習してみませんか。

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