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労働局長が「働き方・休み方の見直しの推進」のため、企業訪問を行いました
岐阜労働局長(千葉 登志雄)はワーク・ライフ・バランスを実現するための働き方・休み方の見直しの推進のため、7月26日、大垣市のサンメッセ株式会社を訪問しました。
局長挨拶の後、会社側より残業時間削減や男性の育児休業取得への取組などについて説明を受けました。
『印刷業は受注産業のため、仕事量は取引先に左右されますが、多能工化により属人的な業務をなくす取組を進めており、パートも含めて「多能工化手当」を支給しています。
また、育児休業取得率は女性100%、男性50%と、社内報等での周知に加え、社長からの取得促進メッセージもあり、取得することがあたりまえという意識が作られています。男性のチーフクラスの取得や1年半の取得実績もあり、該当者には全員個別に育児休業制度を説明し、希望などのヒアリングをしてきめ細かく対応しています。』とお話をいただきました。
※左からサンメッセ株式会社人事課長清水様、人事部長中村様、取締役常務執行役員管理本部長兼総務部長由良様、岐阜労働局長千葉、雇用環境・均等室長吉﨑
訪問当日の最高気温は35度の予測が出ており、熱中症対策についてもお伺いしました。工場内は、紙の品質管理のため年間をとおして一定の温度・湿度が保たれていますが、出荷作業は外に出る作業があるため、ファンつきベストを着用されています。また、毎月1回安全衛生委員会を開催し、問題があればサーキュレーターやスポットクーラーで対応されているとのことでした。
最後に、大垣労働基準監督署管内で転倒災害が多発していることから、転倒災害防止対策への取組をお願いするとともに、引き続きワーク・ライフ・バランスを実現するため積極的に取り組んでいただき、県下企業の模範となられることを期待していることをお伝えして訪問を終了しました。