先輩職員に聞く

令和2年度任官
山口労働局労働基準部 労災補償課 厚生労働事務官(基準)

今の業務内容を教えてください

 山口労働局の労災補償課職員として、仕事中にケガをした労働者への補償を行う給付関連業務を行っています。

山口労働局に入ろうと思ったきっかけは?

 私が公務員受験をしていたとき、とても精神的に辛かったことを覚えています。公務員受験とは私にとっての求職活動とも言えることであり、そういう人たちのサポートを行っているハローワークに興味を持ったのがきっかけで、山口労働局の業務説明会に参加しました。
 山口労働局の業務説明会では、ハローワークにおける仕事内容だけでなく、労働基準監督署での労災給付に関する業務の説明もあり、その中で「障害認定」という、労働災害で後遺症が残った方に対する、その後遺症の程度を判定する業務の説明を聞きました。後遺症の程度によっては、そのお怪我をされた労働者に補償される金額が変わることから、お医者様と実際に障害の詳しい内容を話し合いながら決定するという説明を聞いて、とても重要な仕事だと感じました。
 自分の入りたい省庁や職場の選択をについて悩むことは、皆さんも必ず一度は通る道だと思います。色々な情報を手に入れることができますし、選択肢もたくさんあって迷うこともあると思います。そうした中で、なにか一個でも魅力を感じたら、そこから自分で動きだして、色々と調べることができると思います。私は、そうして山口労働局の基準系事務官のキャリアパスを選択しました。
 

どういう所にやりがいを感じますか?


 大まかに言うと、労働局ならではの業務をこなしたときに、やりがいあるな、と感じます。
 例えば、療養費と言って、仕事中にケガをした労働者の治療にかかった費用について、労災保険から病院にお支払いする、といった業務があります。そういった請求を労働局が受け付けた時に、その請求書の不備をチェックして、不備がある場合には事業主の方などに説明して補正していただく、といった業務があります。事業主の方に制度を説明し、納得していただいた上で、請求書が正しく補正されて労災保険のお支払いが処理できたときには、とてもやりがいを感じます。

最後にひとことメッセージをお願いします

 一次試験の筆記の勉強はすごく大変だと思います。私も筆記のことだけ考えて一生懸命やっていました。
 ですが、今にして思うと筆記試験の合格後には面接があって、その面接こそ本番だったな、と感じています。
 面接では、例えば部屋への入り方や言葉遣い、座った時の姿勢とか、緊張するようなポイントがいっぱいあります。ですが、ちょっとしたミスで縮こまってしまって自分の言いたいことを言えなくなることが一番もったいないと、振り返ってみて感じています。面接官の方も、おそらく一緒に働きたい人を探していると思うので、ちょっとしたミスを気にするよりも、自分の熱意をぶつけることが大切なのだと思います。
 熱意をもった皆さんと一緒に働くことができる日を楽しみにしています。

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