「令和6年度山口県小売業SAFE協議会」を開催しました!

令和6年12月19日(木)

 山口労働局(局長 友住弘一郎)は、令和6年12月19日、転倒災害等の行動災害の減少を目的とする令和6年度「山口県小売業SAFE協議会」を開催しました(前回の開催状況協議会の概要)。
 事務局から労働災害発生状況等の説明を行った後、UBE株式会社の山内建児様から「製造業の転倒災害防止対策や腰痛防止対策」について説明がなされました。特に、VRを利用した安全対策には参加者も聞き入っていました。
 次に、ミドリ安全株式会社の坂本潤様からは一般の靴と耐滑靴の靴底の違い、つまずき防止に適した靴、転倒予防に適した靴の選び方について説明がなされ、会場にこれらの靴を展示していただき協議会終了後、参加者の皆様は一つ一つ手に取って確認されていました。


      UBE株式会社 山内建児様の説明の様子


      ミドリ安全株式会社 坂本潤様の説明の様子

 その後、福岡県に本社を置く株式会社サンリブの落合伸二様から労働災害防止の取組内容や昨年福岡県小売業SAFE協議会で実施された店内パトロールの説明の後、経営者と店舗が社内イントラネットを用いてタイムリーに労働災害の発生状況の共有がなされていると発表されました。
 中央労働災害防止協会中国四国安全衛生サービスセンターの杉田修康様からは、個々人のエラー傾向及びパーソナリティー傾向を分析した「安全行動調査参考」について説明がなされました。
意見交換においては、社内目標を決めて安全対策を進めることの大切さや店舗後方での通行ルールについて各社から意見が出されました。


      株式会社サンリブ落合伸二様の説明の様子


        中災防杉田修康様の説明の様子

 山口労働局では、高年齢労働者の就業機会が増加するなか、小売業が安全就業してもらえる職場であることを知ってもらうとともに、労働災害発生防止のための周知啓発資料の作成(昨年度資料)、現場視察や専門家講演などのイベントも検討してまいります。

<山口県SAFE協議会構成員(オブザーバー含む)>
(参加企業)株式会社丸久、生活協同組合コープやまぐち、山口県農業協同組合
      株式会社ユアーズバリュー、株式会社イズミ、マックスバリュ西日本株式会社
      株式会社サンリブ
(参加団体)山口県商工会議所連合会、山口県産業労働部、中央労働災害防止協会
      (一社)日本労働安全衛生コンサルタント会、山口県労働基準協会
      山口産業保健総合支援センター、
(アドバイザー)一般社団法人山口県理学療法士会、国立大学法人山口大学


 

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