山形県最低賃金は時間額900円に －10月14日から効力が発生－

　山形労働局長（局長：小林こばやし　学まなぶ）は、山形県最低賃金について、山形地方最低賃金審議会（会長：村むら山やま 永ひさし）の答申（本年8月18日）を受け、現行の時間額854円を46円引上げ、900円（引上げ率5．39％）とする改正決定をしましたが、10月14日からその効力が発生します。

　これにより、山形県内で事業を営む使用者及びその事業場で働くすべての労働者（臨時、パートタイマー、アルバイト等を含む。）に、改正後の山形県最低賃金、時間額900円が適用され、この額を下回る賃金の支払いは最低賃金法に違反することになります。

　なお、山形県最低賃金（地域別最低賃金）を上回る額で設定される特定（産業別）最低賃金（※）は、現在、山形地方最低賃金審議会において調査審議中です。
 

（※）山形県の特定（産業別）最低賃金は、以下の4産業に設定されています。

① 「ポンプ・圧縮機器、一般産業用機械・装置、他に分類されないはん用機械・装置、化学機械・同装置、真空装置・真空機器製造業」：現行919円

② 「電子部品・デバイス・電子回路、電気機械器具、情報通信機械器具製造業」：現行903円

③ 「自動車・同附属品製造業」：現行919円

④ 「自動車整備業（自動車分解整備の業務に従事する者に限る）」：現行923円