長崎の雇用失業情勢(令和6年4月)

 4月の有効求人倍率(季節調整値)は前月と同水準の1.19倍となり、2か月連続で1.1倍台となった。
 有効求人数(季節調整値)は前月比で0.5%減となり、有効求職者数(季節調整値)は0.7%減となった。
 新規求人数(原数値)は前年同月と比較すると2.8%減となり、前年同月比4か月連続で減少した。
 新規求職者数(原数値)は、前年同月と比較すると3.2%増となり、前年同月比3か月振りに増加した。

1,求人・求職の動き

 今月の新規求人数は9,303人で、前年同月を265人(▲2.8%)下回り、前年同月比4か月連続で減少した。
 これを雇用形態別にみると、フルタイム求人は5.4%減少し、パート求人は1.9%増加した。
 月間有効求人数は27,097人で、前年同月を989人(▲3.5%)下回り、前年同月比6か月連続で減少した。
 これを雇用形態別にみるとフルタイム求人は2.3%減と3か月連続で減少し、パート求人は5.6%減と6か月連続で減少となった。
 新規求職者数は7,224人で、前年同月より225人(3.2%)上回り、前年同月比3か月振りに増加した。
 これを雇用形態別にみると、フルタイム求職者は80人(2.1%)増加し、パート求職者は145人(4.6%)増加となった。
 月間有効求職者数は24,207人で、前年同月より115人(0.5%)増加し、2か月振りに増加した。
 これを雇用形態別にみると、フルタイム求職者は147人(▲1.0%)減少し、パート求職者は262人(2.6%)増加となった。

2,産業別新規求人の動き

 飲食店、宿泊業(21.7%)、製造業(3.3%)で前年同月を上回った。
 一方、サービス業(▲19.3%)、運輸業(▲12.4%)、建設業(▲11.3%)で前年同月を下回った。


3,紹介・就職の動き

 紹介件数は5,190件で、前年同月を324件(6.7%)上回り、前年同月比4か月振りに増加した。
 就職件数は2,120件で、前年同月を113件(5.6%)上回り、前年同月比3か月振りに増加した。
 なお、雇用保険受給者の就職件数は517件で、前年同月より22件(4.4%)増加した。

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