令和2年チャレンジアンダー2,000みえ特設ページ(第九回)
死亡災害が多発しています。
‣令和2年8月末における三重県内の労働災害による死亡者数が10人となっています。(昨年8人、一昨年8人)
‣業種別では、建設業(4人)及び道路貨物運送業(3人)で多く発生しています。
‣交通労働災害及び墜落・転落災害が多く、60歳以上の死亡者が6割を占めます。
小売業、社会福祉施設において死傷災害が急増しています。
‣令和2年7月末現在の三重県内の労働災害による休業4日以上の死傷者数が1,053人と、増加した昨年と同水準となっています。(昨年1,058人、一昨年1,028人)
‣特に、小売業は155人(44人増加)、社会福祉施設は91人(17人増加)と死傷災害が急増しています。
‣これらの業種では、転倒災害、墜落・転落災害及び腰痛などによる災害が多く、60歳以上の死傷者が3割以上を占めます。
新型コロナウイルス感染症対策に関するお知らせ
‣新型コロナウイルス感染症の感染防止対応の長期化に備え、感染が再度拡大することを予防するために
「新しい生活様式」を定着させましょう。
‣職場における新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するためのチェックリストを活用しましょう。
「新しい生活様式」の実践例
職場における新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するためのチェックリスト(8月7日改定) NEW
①全国労働衛生週間準備期間(9月1日~9月30日)
各職場においては、令和2年度全国労働衛生週間実施要綱に基づき取組を展開し、誰もが安心して健康に働ける職場づくりへのご協力をお願いします。
準備期間中には、日常の労働衛生活動について、総点検を行いましょう。
労働衛生週間に関する情報などは、
三重労働局「労働衛生週間ポータルサイト」で発信しています。
②三重県産業安全衛生大会(10月6日)
令和2年10月6日に三重県総合文化センター中ホールにおいて「三重県産業安全衛生大会」が開催されます。
詳しくは一般社団法人三重労働基準協会連合会まで。
(お問い合わせは、こちらをクリックしてください。)
③「秋の全国交通安全運動」交通労働災害の防止
・死亡者数は4人(令和2年における三重県内の交通労働災害)
・休業4日以上の死傷者の35%は60歳以上(令和2年における三重県内の交通労働災害)
三重県内の交通労働災害による死亡者数は、平成29年の9人をピークに、平成30年6人、令和元年に5人と推移していますが、今年に入って既に4人の方が亡くなっています。
令和2年7月末における交通労働災害による休業4日以上の死傷者数は55人で、昨年同期比で4人減少していますが、予断を許さない状況です。特に、新聞販売業で急増しているため、三重労働局長より新聞販売業の関係団体に労働災害防止の徹底について要請を実施したところです。
交通労働災害を防止するためには、「交通労働災害防止のためのガイドライン」に沿って、運転者だけに任せるのではなく、事業者が安全への取り組みを行うことが大切です。
また、交通労働災害の発生率は年齢が上がるにつれて上昇する傾向があり、令和2年の死傷者のうち、60歳以上の死傷者は約35%を占めます。高齢者を運転業務に従事させる場合、労働者の健康や体力の状況を考慮した対策も必要です。
令和2年9月21日から令和2年9月30日までの期間、秋の全国交通安全運動が実施されます。この機会に交通労働災害防止対策に取り組みましょう。
☆詳しくは、以下のページを参照ください。
労働災害発生状況
新聞販売業で労働災害が多発しています。
「交通労働災害を防止するために」
「職場の安全サイト 交通労働災害の現状と防止対策」
「交通労働災害防止のためのガイドライン」
「高年齢労働者の安全と健康確保のためのガイドライン」
※一部の月別テーマを変更しました。
この記事に関するお問い合わせ先
労働基準部 健康安全課 TEL : 059-226-2107