チャレンジアンダー2,000みえ特設ページ(第11回)
11月は「過労死等防止啓発月間」です
1 過重労働防止対策(脳心臓疾患、精神疾患を防止)
(1)令和元年版過労死等防止対策白書(厚生労働省)が公表されました。
(※概要はこちら) (※全体版はこちら)
(2)過重労働防止対策
労働時間管理、時間外労働・休日労働削減、年次有給休暇取得促進、長時間労働者に対する医師に
よる面接指導等の措置を講じましょう!
パンフレット過重労働による健康障害を防ぐために
①労働時間の把握・管理
労働時間の状況を、客観的な方法その他適切な方法により把握することが義務付けられました!
タイムカードによる記録、パーソナルコンピューター等の電子計算機の使用時間の記録等により適切
に把握し管理しましょう!!
(参考 労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関するガイドライン)
②時間外労働・休日労働削減
時間外労働の上限が規定されました!
36協定を遵守し削減しましょう!!
③年次有給休暇取得
年間5日の取得が義務付けられました!
確実に取得しましょう!!
④健康診断有所見者に対する事後措置
有所見者は医師等に意見を聞きましょう!
⑤長時間労働者に対する医師による面接指導
法的対象が「1月当たり100時間超」から「1月当たり80時間超」へと拡充されました!
積極的に実施しましょう!!
⑥健康管理体制、相談対応体制の構築
産業医・衛生管理者・衛生推進者の選任、三重産業保健総合支援センター・地域産業保健センター等
を活用し構築しましょう!
⑦ストレスチェックの実施
ストレスの程度を把握し、メンタルヘルス不調となることを未然に防止しましょう!
参考 5分でできるストレスチェック
「厚生労働省版ストレスチェック実施プログラム」ダウンロードサイト
(3)労災補償状況(出典:厚生労働省発表資料)
①脳・心臓疾患の請求、決定及び支給決定件数の推移(平成26年度~平成30年度)
②精神障害の請求、決定及び支給決定件数の推移(平成26年度~平成30年度)
③脳・心臓疾患に関する事案の労災補償状況(平成30年度)
(ア) 支給決定件数の多い業種(日本標準産業分類 中分類(以下同))
1 道路貨物運送業
2 飲食店
3 その他の事業サービス業
(イ) 支給決定件数の多い職種
1 自動車運転従事者
2 飲食物調理従事者
3 法人・団体管理職員
(ウ)支給決定件数の多い年齢
1 50~59歳
2 40~49歳
3 60歳以上
(エ)支給決定件数の多い時間外労働時間時間数(評価期間1か月)
1 100時間以上~120時間未満
2 120時間以上~140時間未満
3 160時間以上
(オ)支給決定件数の多い時間外労働時間時間数(評価期間2~6か月における1か月平均)
1 80時間以上~100時間未満
2 120時間以上~140時間未満
2 60時間~80時間未満
④精神障害に関する事案の労災補償状況(平成30年度)
(ア) 支給決定件数の多い業種
1 道路貨物運送業
2 医療業
3 社会保険・社会福祉・介護事業
(イ) 支給決定件数の多い職種
1 一般事務従事者
2 営業職業従事者
3 自動車運転従事者
(ウ)支給決定件数の多い年齢
1 40~49歳
2 30~39歳
3 20~29歳
(エ)支給決定件数の多い出来事
1 仕事内容・仕事量の(大きな)変化を生じさせる出来事があった
1 (ひどい)嫌がらせ、いじめ、又は暴行を受けた
3 悲惨な事故や災害の体験、目撃をした
※詳細は、厚生労働省ホームページを参照してください。
2 各地区産業安全衛生大会
県下各地区において安全衛生大会が下記のとおり開催されます。
参加申し込みは、各地区労働基準協会へお願いします。
11月14日 伊勢地方産業安全衛生大会(伊勢市黒瀬町 いせトピア)
11月19日 労働安全衛生松阪地区大会(松阪市中央町 フレックスホテル)
11月19日 伊賀地区産業安全衛生大会(伊賀市平野中川原 上野フレックスホテル)
11月19日 熊野尾鷲産業安全衛生大会(紀宝町鵜殿 まなびの郷)
11月20日 四日市地方産業安全衛生大会(四日市市安島 四日市市文化会館)
11月22日 桑員地区産業安全衛生大会(桑名市中央町 桑名シティホテル)
3 10月の死亡災害発生状況
10月18日に津労働基準監督署管内の事業場において、10月23日には熊野労働基準監督署管内の事業場において死亡災害が発生しました。
災害の概要は下表のとおりです。(速報による)
4 「チャレンジアンダー2,000みえ」推進トライアル達成事業場について
現在取りまとめ中です。
近日中に掲載予定ですので、あとしばらくお待ちください。
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臨時号で掲載しました。
この記事に関するお問い合わせ先
労働基準部 健康安全課 TEL : 059-226-2107