平成29年10月12日、香川働き方改革推進会議（事務局：香川労働局）は香川働き方改革フォーラムを開催しました。

　初めに香川県経営者協会会長の遠山誠司氏と日本労働組合総連合会香川県連合会会長の進藤龍男氏が開会あいさつを行いました。

 開会あいさつを行う遠山誠司香川県経営者協会会長                                           開会あいさつを行う進藤龍男日本労働組合総連合会香川県連合会会長

　続いて、内閣府の地域働き方改革支援チームの委員も務めるダイバーシティコンサルタントの渥美由喜氏が「リスクマネジメントとしての『働き方改革』」と題して基調講演を行いました。

 基調講演を行う渥美由喜氏

　次に働き方改革に対して特徴的な取組を行っている丸善工業株式会社と日本電気株式会社の事例発表がありました。

　丸善工業の竹内総務課長から残業時間の管理、設備投資による生産性向上、勤務体制の見直し、外注加工先の協力等により、長時間労働の削減に成功した事例を紹介していただきました。

 事例発表を行う丸善工業株式会社竹内元総務課長

　日本電気株式会社の原田氏からは在宅勤務制度、テレワーク、勤務間インターバル制度、仕事と介護の両立のための制度等の事例を紹介していただきました。

 事例発表を行う日本電気株式会社公共企画本部エキスパート原田英生氏

　その後、香川労働局雇用環境・均等室の濵野室長補佐から「働き方改革と職場のハラスメント防止対策について」と題し、働き方改革の概要やハラスメント対策について説明がありました。

　続いて、四国経済産業局地域経済部地域経済課の安藤課長から「中小企業・小規模事業者の『働き方改革』これまでの取組と対策」と題し、特に中小企業が働き方改革を進める上での課題や対策等について説明がありました。

　最後に辻知之香川労働局長が閉会あいさつを行い、フォーラムが終了しました。

 閉会あいさつを行う辻知之香川労働局長