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熱中症予防対策|花巻監督署
はじめに
夏季を中心に熱中症の発生が相次ぐ中、職場においても熱中症が多数発生しており、全国的には重篤化して死亡に至る事例も後を絶たない状況です。
熱中症予防のポイントを理解して、対策に取り組みましょう。
2025年6月17日
・熱中症対策の強化に関して説明会資料を掲載しました。
2025年6月13日
・令和7年度熱中症対策キャッチフレーズを掲載しました。
・熱中症対策の強化に関して「事業場における報告先の掲示」や「熱中症による健康障害発生時の対応計画」の作成例を掲載しました。
熱中症予防のポイントを理解して、対策に取り組みましょう。
新着情報
・熱中症対策の強化に関して説明会資料を掲載しました。
2025年6月13日
・令和7年度熱中症対策キャッチフレーズを掲載しました。
・熱中症対策の強化に関して「事業場における報告先の掲示」や「熱中症による健康障害発生時の対応計画」の作成例を掲載しました。
令和7年度熱中症対策キャッチフレーズ
熱中症対策の強化
概要
熱中症のおそれがある労働者を早期に見つけ、その状況に応じ、迅速かつ適切に対処することにより、熱中症の重篤化を防止するため「報告体制の整備」「初期対応手順の作成」「これらの関係者への周知」が事業者に義務付けられます。
1 報告体制の整備
「熱中症の自覚症状がある作業者」や「熱中症のおそれがある作業者を見つけた者」がその旨を報告するための体制整備を行いましょう。
L【作成例】事業場における報告先の掲示[PowerPoint:47KB]

2 初期対応手順の作成
熱中症のおそれがある労働者を把握した場合に迅速かつ的確な判断が可能となるよう、
・事業場における緊急連絡網、緊急搬送先の連絡先及び所在地等
・作業離脱、身体冷却、医療機関への搬送等熱中症による重篤化を防止するために必要な措置の実施手順の作成
を行いましょう。
L【作成例】熱中症による健康障害発生時の対応計画[PowerPoint:53KB]

3 これらの関係者への周知
上記1、2の内容が作業者に確実に伝わることが必要です。
事業場の見やすい箇所への掲示、メールの送付、文書の配布、朝礼における伝達などが考えられます。
内容が複雑で口頭だけでは確実に伝わらない可能性が考えられる場合、朝礼に参加しない者がいる場合なども想定されるため、必要に応じて、複数の手段を組み合わせて行いましょう。
熱中症対策に関する詳細は厚生労働省ホームページ「職場における熱中症予防情報」をご確認ください。
説明会資料
説明会に参加された方に限らず、広く知っていただくことを目的として、説明会で用いる説明資料を掲載します。
ご不明な点は、当署安全衛生課(0198-20-2301)までお問い合わせください。
資料「職場における熱中症対策の強化について(令和7年6月1日改正労働安全衛生規則施行)」[PDF:1,646KB]

対策のポイント
次のステップで熱中症予防対策に取り組みましょう。
WBGT値の把握
▹ JIS規格に適合した暑さ指数計で暑さ指数を随時把握
測定したWBGT値に応じて対策を実施
▹ WBGT値を下げるための設備、休憩場所の設置
▹ 通気性の良い服装等
▹ 作業時間の短縮
▹ 暑熱順化
▹ 水分・塩分の摂取
▹ プレクーリング
▹ 健康診断結果に基づく措置
▹ 日常の健康管理など
▹ 作業中の作業者の健康状態の確認
管理者は、WBGT値を確認し巡視などにより次の事項を確認
▹ WBGT値の低減対策は実施されているか
▹ WBGT値に応じた作業計画となっているか
▹ 各作業者の体調や暑熱順化の状況に問題はないか
▹ 各作業者は水分や塩分をきちんと取っているか
▹ 作業の中止や中断をさせなくてよいか
少しでも異変を感じたら、
▹ いったん作業を離れ、休憩する
▹ 病院へ運ぶ、または救急車を呼ぶ
▹ 病院へ運ぶまでは一人きりにしない
ステップ1
▹ JIS規格に適合した暑さ指数計で暑さ指数を随時把握
ステップ2
▹ WBGT値を下げるための設備、休憩場所の設置
▹ 通気性の良い服装等
▹ 作業時間の短縮
▹ 暑熱順化
▹ 水分・塩分の摂取
▹ プレクーリング
▹ 健康診断結果に基づく措置
▹ 日常の健康管理など
▹ 作業中の作業者の健康状態の確認
ステップ3
▹ WBGT値の低減対策は実施されているか
▹ WBGT値に応じた作業計画となっているか
▹ 各作業者の体調や暑熱順化の状況に問題はないか
▹ 各作業者は水分や塩分をきちんと取っているか
▹ 作業の中止や中断をさせなくてよいか
異常時の措置
▹ いったん作業を離れ、休憩する
▹ 病院へ運ぶ、または救急車を呼ぶ
▹ 病院へ運ぶまでは一人きりにしない