各種法令・制度・手続き

Get ADOBE READER

サイト内のPDF文書をご覧になるにはAdobe Readerが必要です。

 

 表2 作業態様別チェックリスト


表2-1 重量物取扱い作業チェックリスト
評 価 項 目 評価点
  できている 一部できていない できていない
(1)自動化・省力化 (1)適切な自動装置、台車の使用などにより、自動化省力化を図っているか。 0 5 10
(2)人力のみにより取り扱う場合の重量は、作業速度や取扱い物の重量につき調節を行っているか。 0 5 10
(2)重量物取扱い重量 (1)人力のみにより取り扱う場合の重量は、成人男子は体重の40%以下、女子は男子の60%ぐらいとしているか。 0 4 8
(3)荷姿の改善等 (1)取り扱う荷物はかさばらないようにし、取っ手などを付けたり、荷姿の改善を行っているか。 0 5 10
(2)重量を明示し、著しく重心の偏った荷物についてはその旨を明示しているか。 0 5 10
(4)作業姿勢、動作 (1)できるだけ身体を対象物に近づけ、重心を低くするような姿勢をとっているか。 0 4 8
(2)床などから荷物を持ち上げる場合は、片足を少し前に出し、膝を曲げ、腰を十分に下ろして荷物をかかえ、膝を伸ばすことで立ち上がるようにしているか。 0 4 8
(3)腰をかがめて行うときは呼吸を整え、腹圧を加えて行うようにしているか。 0 4 8
(4)荷物を持った場合には、背を伸ばした状態で腰部のひねりが少なくなるようにしているか。 0 4 8
(5)取扱い時間 (1)取り扱う物の重量や取り扱う頻度、運搬距離や速度などの作業内容に応じ、適度に小休止・休息をとって重量物を取り扱う一連続時間を少なくしているか。 0 5 10
(6)その他 (1)必要に応じ、腰部ベルト、腹帯などを使用させているか。 0 5 10
評価点 合計 /100点
 


表2-2 重症心身障害児施設等における介護作業チェックリスト
評 価 項 目 評価点
  できている 一部できていない できていない
(1)作業姿勢、動作 (1)中腰で行う作業などでは、適宜小休止・休息をとり同一姿勢を長時間続けないようにしているか。 0 5 10
(2)体重の重い入所児などの体位を変えたり、移動させるときは、複数の人数で行っているか。 0 5 10
(2)作業標準 (1)使用機器、作業方法などに応じた作業標準を定めているか。 0 5 10
(3)介護者の適性配置 (1)介護者の数は、作業内容や作業量に応じた適切な人数とするよう努めているか。 0 4 8
(4)施設及び設備の構造などの改善 (1)入所児などの移送は、できるだけストレッチャーによって行っているか。 0 4 8
(2)浴槽の縁、洗身台やシャワーの高さなどは、介護者の身長に適合するようにしているか。 0 4 8
(3)移動式洗身台、ローラーコンベア付洗身台、移動浴槽、リフトなどの介助機器の導入を図っているか。 0 4 8
(5)ベッドの構造など (1)ベッドの高さは、介護者の身長に適合したものとしているか。 0 5 10
(6)付帯設備など (1)介護中に利用できる背もたれのある椅子や堅めのソファーなどを配置し、くつろいで座れるようにしているか。 0 5 10
(7)休憩 (1)休憩設備は、利用に便利で、くつろげるものとしているか。 0 4 8
(8) その他 (1)必要に応じ、腰部保護ベルト、腹帯などを使用させてい るか。 0 5 10
評価点 合計 /100点
 

表2-3 腰部に過度の負担のかかる立ち作業チェックリスト
評 価 項 目 評価点
  できている 一部できていない できていない
(1)作業機器の配置 (1)作業機器の配置は、前かがみや反りすぎる姿勢など不自然な姿勢での作業とならないよう配慮しているか。 0 5 10
(2)他作業との組合せ (1)長時間の立った姿勢を避けるため、腰掛け作業など他の作業に組み合わせて行う。 0 10 20
(3)椅子の配置 (1)立ち作業が長時間続く場合には、椅子を配置し、小休止・休息ができるようにする。 0 10 20
(4)片足置き台の使用 (1)ベルトコンベアや機械などに向かって立ったまま作業をするような場合には作業位置に合わせて適当な高さの片足置き台を使っているか 0 10 20
(5)小休止・休息 (1)立ち作業が長時間続く場合には、おおむね1時間につき、1,2回程度小休止・休息を取り、下肢の屈伸運動やマッサージなどを行っているか。 0 5 10
(6)その他 (1)必要に応じ、腰部ベルト、腹帯などを使用しているか。 0 10 20
評価点 合計((1)+(2)) /100点

 
表2-4 腰部に過度の負担のかかる腰掛け作業・座作業チェックリスト
評 価 項 目 評価点
1 腰掛け作業 できている 一部できていない できていない
(1)椅子の改善 (1)座高の高さ、奥行きの寸法、背もたれの角度や肘掛けの高さが調節できる椅子を使用しているか。 0 10 20
(2)作業台の改善 (1)作業台の高さや角度、作業台と椅子との距離を調節できるようにしているか。 0 5 10
(3)作業姿勢など (1)椅子に深く腰を掛けて、背もたれを十分に当て、足の裏全体が床に接する姿勢を基本としているか。 0 5 10
(2)膝や足先を自由に動かせる空間をとっているか。 0 5 10
(3)ときどき立ち上がって腰を伸ばすなど姿勢を変えているか。 0 5 10
(4) 作業域 (1)作業が行われる範囲は、労働者が不自然な姿勢とならない範囲としているか。 0 10 20
2 座作業
  (1)できるだけ同じ姿勢とならないようにしているか。 0 5 10
(2)あぐらをかく姿勢を取るときは、座ぶとんなどを折り曲げてすわり、おしりを持ち上げる姿勢が取れるようにしているか。 0 5 10
評価点 合計 /100点

 
表2-5 長時間の車両運転等の作業チェックリスト
評 価 項 目 評価点
  できている 一部できていない できていない
(1)座席の改善など (1)座席は、座面の角度や背もたれの角度、腰と背中の支持が適当なものとしているか。 0 8 15
(2)車両からの振動をなるべく少なくする構造の座席とするか、クッションなどを使って、振動を減らすようにしているか。 0 8 10
(2)小休止・休息 (1)小休止・休息のときは、車両から降りて背伸びなどの軽い運動をするなどの「積極的休憩(アクティブ・レスト)」を取っているか。 0 5 15
(3)車両運転直後の重量物取扱い (1)リフター、ローラーコンベアなどの設備を使用し、重量物取扱いによる負担を軽減しているか。 0 8 15
(2)車両を長時間運転した直後に、重量物を取り扱う作業を行わないようにしているか。 0 8 15
(4)構内レイアウトの改善 (1)フォークリフトなど後ろ向きの姿勢で運転する場合は、不自然な姿勢ができるだけ少なくなるよう構内レイアウトの改善に努めているか。 0 8 15
(5)その他 (1)必要に応じ、腰部保護ベルト、腹帯などを使用させているか。 0 8 15
評価点 合計 /100点

 
別紙1 表2チェックリスト使用上の留意点
1. 表1 「一般的・共通的腰痛対策チェックリスト」と、該当があれば、表2「作業態様別対策」の該当するチェックリストを併用してください。
2. 点数については、必須項目については、点数を高くし、努力項目については、点数を低くすることで差をつけています。
3. 評価は加点方式としています。点数が多いほど措置が十分でないことになります。
4. 各項目に該当しない項目があれば、評価する必要はありませんので、0点となります。
5. 評価点の合計はそれぞれ100点としていますので、未達成度を評価する目安として使用して下さい。
 
  • 合計点を100点としたために、各チェックリストで類似の項目があってもチェックリストにより、評価点は異なります。評価点数の各チェックリストでの関連性はありません。
  • 各事業場、作業場所で特徴的なことがあれば実情に適合するチェックリストに改定し使用することも考えられます。
 
   

この記事に関するお問い合わせ先

労働基準部 健康課 TEL : 078-367-9153

    

   雇用創出の基金ジョブカード厚労省人事労務マガジン hw_service_kensyo.jpg  e-gov.gif                    

                          

 

兵庫労働局 〒650-0044
神戸市中央区東川崎町1丁目1番3号 神戸クリスタルタワー14・15・16・17階

Copyright(c)2000-2011 Hyogo Labor Bureau.All rights reserved.