日本テキサス・インスツルメンツ・セミコンダクター 株式会社

福島県内で初めてプラチナくるみんを取得

 

●行動計画期間中に配偶者が出産した男性労働者23人のうち22人が育児休業等を取得(取得率95%)

 

 

 日本テキサス・インスツルメンツ・セミコンダクター株式会社(会津若松市)2812p_kurumin.jpg

   ■代表者:代表取締役社長 田口 倫彰  ■事業内容:半導体製造

   ■労働者数:385人( 男性 343人、 女性 42人 )

 

 

● 計画期間

  平成26年1月1日~平成28年2月29日

 

●  計画期間において配偶者出産休暇又は育児休業をした労働者数

  男性育児関係休業者 22名

  女性育児休業者 1名 

 

●  行動計画の目標達成状況

(1)子の看護/介護/ファミリーケア休暇について、現行の1日/半日/の取得に加え、時間単位取得制度を導入するとともに、当該制度のパンフレットを作成。

(2)育児・介護・医療・健康について24時間相談窓口サービスを開始。

(3)育児休業等、諸制度の周知資料を作成するとともに、配偶者出産休暇を2日から5日に改訂。

 

●  目標以外の取組内容

(1)所定外労働時間削減の措置として、「NO残業デイ」を実施。

(2)年次有給休暇(新規付与日数)の取得目標率を50%とした取組(取組結果66%)。

(3)固定的な性別役割分担意識の是正のために、男性の育児休暇取得など「ダイバーシティー出前研修」を実施。

 

 

<事業所からのコメント> 

 この度、福島県内で初めてのプラチナくるみんの取得をさせて頂きましたこと、大変うれしく思います。弊社での次世代育成支援活動は、平成22年4月に開始をしましたので、足掛け6年での取得となりました。今計画期間においては、「両立支援を含むライフスタイルの多様性を鑑みた全社員のワーク・ライフ・バランス実現」を目標として、行動計画を作成し、より利用しやすい制度の導入や職場環境の整備を行ってきました。どんなによい制度を導入しても、それを利用できる職場環境を整備しなければ、片手落ちとなってしまいます。その為に、啓蒙活動としてイントラネットへ男性育児休業者の体験談を投稿したり、多様性(たとえば、男性/女性)を理解してもらえるためのトレーニング「ダイバーシティー出前研修」等を行ってきました。そういった一つ一つの活動が結びついて、今回の結果になったと考えています。

 ものづくりは、人づくり。しっかりした社員がいて初めて質の高い製品を生み出すことができます。それには、社員にとって働きやすい環境の整備が不可欠です。今後も、さらに働きやすい職場環境づくりを目指していきたいと考えております。

 

<育児休業を取得した男性社員からのコメント>

 第三子出産時に、私が家事全般と上の子2人(当時4歳、2歳)の育児をするため育児休暇を取得しました。

家族と過ごす時間が増えたことで、妻・子との絆もより強くなったと感じています。今回の出産・育児は、私が育休を取得しなければ間違いなく乗り切れなかったので、本当に育休を取得させて頂いて良かった、助かったと感じております。私の育休をサポートしてくれた会社のみなさんに本当に感謝しています。今回の認定が、弊社においても、福島県全体でも、取得者が増える一助になれば幸いです。

 

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