道路貨物運送業における年末及び冬季の労働災害防止並びに賃金引上げに係る要請を行いました

福井県内では、本年1月から9月までの間に昨年1年間の死亡者数と同数の10人の尊い命が失われており、このため、福井労働局では、令和5年10月11日に死亡労働災害多発に伴う緊急対策の実施を要請したところです。
また、仕事に追われる年末は、例年、労働災害が増加する時期であるとともに、12月から2月までの降雪期には、積雪や凍結を原因とする転倒災害が多発する時期であり、労働災害の増加が懸念されるため、一層の労働災害防止対策が必要です。
このほか、業務改善助成金などをご活用いただき、道路貨物運送業における労働者の賃金引上げに向けた取り組みをお願いしております。
令和5年11月27日、福井労働基準監督署長は、陸上貨物運送事業労働災害防止協会福井県支部に対し、これらの取組みについて、今一度、会員事業場に対する周知啓発へ協力をいただくよう、要請を行いました。