産業廃棄物処理業における死亡災害及び熱中症災害の防止並びに賃金引上げに係る要請を行いました
日時:令和5年8月2日
↑令和5年8月2日 福井県産業資源循環協会の谷﨑晃会長(左)に要請書をお渡しする的場由美署長(右)
↑令和5年8月2日 福井県産業資源循環協会の谷﨑晃会長(左)に要請書の内容を説明する的場由美署長(右)
令和5年7月8日に、産業廃棄物処理業を営む事業場において、使用していた解体用車両系建設機械が労働者と接触して、接触された労働者が死亡するという災害が発生しております。
産業廃棄物処理業では多種の車両系建設機械・荷役運搬機械を使用しますが、労働安全衛生法では、種類に応じた運転資格が定められており、運転資格を有した者を配置して運転の業務を行わせる必要があります。
また、福井県内では7月下旬からは猛暑日が続いており、廃棄物処理等による屋外での作業や重筋作業では熱中症による労働災害も懸念されるところであります。
このほか、業務改善助成金や働き方改革推進支援助成金などを御活用いただき、産業廃棄物処理業における労働者の賃金引上げについても、取組みをお願いしております。
これらの取組みについて、福井県産業資源循環協会に対して、福井労働基準監督署長が要請しました。
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