社会福祉法人大野和光園
事業概要
会社名 | 社会福祉法人大野和光園 |
所在地 | 福井県大野市篠座79号11番地 |
事業内容 | 社会福祉施設 |
設立 | 1952年 |
従業員数 | 210名(2023年2月末現在) |
治療と仕事の両立支援の取組の契機
労働者が、うつ病にり患したことがきっかけ。
当該労働者が思い悩んでいる姿を見て、復職に向けて安心して休業し治療に専念してほしいとの想いに至り、復職をサポートする制度が必要と考え、平成26年に「私傷病による休業・復職に関する実施要領」を策定した。
その後、自分たちの職場を心地よく楽しくしたい、元気に働きたいという労働者の想いと、トップの「ライフワークをハッピーに」という想いが合致し、「健康経営」に取組むこととなり、令和2年の理事長による「健康経営宣言」においても、「病気と仕事の両立支援」に取組む旨を位置付けた。
当該労働者が思い悩んでいる姿を見て、復職に向けて安心して休業し治療に専念してほしいとの想いに至り、復職をサポートする制度が必要と考え、平成26年に「私傷病による休業・復職に関する実施要領」を策定した。
その後、自分たちの職場を心地よく楽しくしたい、元気に働きたいという労働者の想いと、トップの「ライフワークをハッピーに」という想いが合致し、「健康経営」に取組むこととなり、令和2年の理事長による「健康経営宣言」においても、「病気と仕事の両立支援」に取組む旨を位置付けた。
具体的な両立支援の仕組みや支援制度の内容
労働者(訪問介護担当、勤続約10年、50歳代)が休日に脳梗塞を発症した。
発症後は、治療のため約2か月間休業。
休業中に、少々の話しづらさ、片手の動きにくさ、片足を引きずる等の状態が認められたが、労働者本人からは、継続勤務の希望があったため、両立支援に向けて対応することとし、具体的な進め方については、福井産業保健総合支援センターに相談し、同センターのアドバイスを受けながら進めることとした。
また、両立支援を行っていく上で必要となる労働条件の整備などについては、顧問社会保険労務士へ相談し、アドバイスを受けながら進めることとした。
その後、本人、主治医、事業所、産業保健総合支援センターの四者面談を経て、その結果を産業医に相談して復職に対する意見を聴取。これらを踏まえて、パートタイマーに転換し、同僚労働者等からフォロー体制を組むことができる介護老人福祉施設部門において、発症から約3か月後に復職となった。
復職以降の勤務パターンは以下のとおり。
発症後3か月目~4か月目 4h/日・2日/週
〃 4か月目~5か月目 6h/日・2日/週
〃 5か月目~ 6h/日・20~21日/月
発症後は、治療のため約2か月間休業。
休業中に、少々の話しづらさ、片手の動きにくさ、片足を引きずる等の状態が認められたが、労働者本人からは、継続勤務の希望があったため、両立支援に向けて対応することとし、具体的な進め方については、福井産業保健総合支援センターに相談し、同センターのアドバイスを受けながら進めることとした。
また、両立支援を行っていく上で必要となる労働条件の整備などについては、顧問社会保険労務士へ相談し、アドバイスを受けながら進めることとした。
その後、本人、主治医、事業所、産業保健総合支援センターの四者面談を経て、その結果を産業医に相談して復職に対する意見を聴取。これらを踏まえて、パートタイマーに転換し、同僚労働者等からフォロー体制を組むことができる介護老人福祉施設部門において、発症から約3か月後に復職となった。
復職以降の勤務パターンは以下のとおり。
発症後3か月目~4か月目 4h/日・2日/週
〃 4か月目~5か月目 6h/日・2日/週
〃 5か月目~ 6h/日・20~21日/月
取組の成果
両立支援に取り組むことにより、人財育成・サポートに重点を置く、当法人の姿勢を内外に示すことができた。
また、時間をかけて面談を重ね、本人のリスタートに向けて関係職員が一丸となって支援に取り組んだことによって、全労働者に対して、安心して働ける職場環境をアピールすることができた。
また、時間をかけて面談を重ね、本人のリスタートに向けて関係職員が一丸となって支援に取り組んだことによって、全労働者に対して、安心して働ける職場環境をアピールすることができた。