「令和7年度 山口労働局長建設現場パトロール」を実施しました

令和7年12月3日(水)

 山口労働局では、12月1日から翌年1月15日まで実施される「年末年始無災害運動」の期間中である12月3日に、山口市小郡下郷の柳井田水源地改築工事現場を、建設業労働災害防止協会山口県支部と合同で安全パトロールを実施しました。
 パトロールにあたって施工業者より、工事概要や墜落災害、クレーン災害の防止を中心とした安全衛生活動の状況について、説明を受けました。
    パトロールでは、建築中の建物周囲に設置された足場について、墜落防止用の手すりが適切に設置されていることを確認しました。さらに、高さ1.8メートルの移動式足場も手すりを備えたものを使用しており、墜落防止対策に対する意識の高さがうかがえました。


 
 また、工事現場の通路や資材置き場について、適切に区画されており、整理整頓が行き届いていました。
 安全教育では、VRゴーグルを使用して労働災害をバーチャルで疑似体験する取組を導入していました。言葉で説明するよりも効果的とのことで、鈴木局長もドラグ・ショベルに激突される災害を体験させていただきました。


 
 鈴木局長からは、積極的な安全衛生への取り組みについて敬意を表するとともに、増加傾向にある墜落・転落災害や転倒災害への対策を中心とした労働災害防止活動に引き続き取り組み、災害なしで新年を迎えることができるようお願いしました。

 



       
     

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