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「令和7年度全国安全週間」山口労働局長パトロールを行いました
令和7年6月18日(水)
山口労働局では7月1日から7日まで実施される「令和7年度全国安全週間」を迎えるにあたり、鈴木局長が株式会社ブリヂストン防府工場のパトロールを実施しました。
熱中症対策については、飲料水やアイススラリーの備付け、作業場所へのスポットクーラーの設置、涼しい休憩室の確保などの予防対策はもとより、作業員の方へスマートウォッチを装着させ、熱中症の初期症状等の体調の急変を把握する監視システムの導入など、先進的な取組みがなされていました。
また、今年6月1日に改正省令が施行され、事業者には熱中症の早期発見と重症化防止の対策が義務づけられたところですが、その対応手順について、作業員の方へ配布する安全手帳を更新して周知を図るなど、適切に対応されていました。
3S(整理・整頓・清掃)活動にも熱心に取り組まれており、工場内は機械の設置場所、原材料の置き場所、通路等が適切に区画され、整理整頓が行き届いていました。
機械によるはさまれ・巻き込まれ対策についても、作業員の方が立ち入る必要のない箇所には柵やエリアセンサーを設けており、危険防止対策が徹底されていました。
鈴木局長からは、高い意識での安全衛生活動について感謝を述べるとともに、
「熱中症発症の予防対策を十分図っていただき、万が一発症した場合でも、早期発見をして、重症化を防ぐ対策をとっていただくこと」
「現場の方だけでなく、事業所のトップも含めて皆さまで労働災害を防止することを念頭に、業務を進めていただくこと」
をお願いしました。
報道機関の取材を受ける鈴木局長
(労働基準部健康安全課)