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ホーム > よくあるご質問 > 年俸制賃金関係 > 2.年俸制の導入に当たり就業規則の変更で注意すべきことはなにか

2.年俸制の導入に当たり就業規則の変更で注意すべきことはなにか

(問)
 当社は年俸制を導入する予定で就業規則の改定作業を行っているのですが、どのようなことに注意しなければなりませんか。

(答)
   年俸制は賃金に関する制度として労働契約の中で重要な要素ですから、会社側が一方的に制度を導入すべきではなく、基本的には対象労働者個々人の同意を前提として導入すべきものと考えられます。
   しかし、個別の同意の有無にかかわらず事業場として統一的に制度を導入する場合には、労働組合や個々の従業員と話し合いの上、就業規則を改正して導入するということが考えられます。その場合には、当然のことながら就業規則の不利益変更一般の問題と同様に改正内容が合理的であることが必要となりますし、また、年俸制は賃金制度の一形態ですから通常の就業規則の変更と同様に労働基準法に定める就業規則変更の手続きを取らなければなりません。さらに、変更後の就業規則について労働者への周知が必要になります。
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