岡山地方最低賃金審議会が岡山労働局長に対して、「岡山県最低賃金」の 16円引上げを答申
岡山県下の全産業、全労働者に適用される最低賃金について、岡山地方最低賃金審議会(会長 井上さつき)は平成27年8月6日、時間額719円を16円引き上げて、735円に改正するよう、岡山労働局長(三上 明道)に答申しました。 この答申を受けて、岡山労働局長は、異議申出等の手続きを行い、異議申出があった場合、これに対する岡山地方最低賃金審議会の審議を経て、岡山県最低賃金が改正されることになります。
1.答申どおり改正された場合、以下のとおりとなります。
2.答申に至るまでの経緯としては、以下のとおりです。 平成27年7月10日、岡山労働局長が岡山地方最低賃金審議会に改正決定について諮問、同審議会はこれを受けて専門部会を設け、去る7月30日中央最低賃金審議会から示された目安(岡山県の場合16円引上げ)を参考にしつつ、諸般の事情を総合的に勘案して慎重に審議を行った結果、「時間額を16円引上げて、735円」とするよう結論を取りまとめ、8月6日、岡山労働局長あて引上げの答申が行われたものです。
井上会長から答申文を手渡される三上局長
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