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長崎の雇用失業情勢(令和6年10月)
10月の有効求人倍率(季節調整値)は前月より0.02ポイント上回る1.20倍となり、5か月振りに1.2倍台となった。
有効求人数(季節調整値)は前月比で0.8%増となり、有効求職者数(季節調整値)は1.3%減となった。
新規求人数(原数値)は前年同月と比較すると9.4%増となり、前年同月比3か月振りに増加した。
新規求職者数(原数値)は、前年同月と比較すると1.1%減となり、前年同月比2か月振りに減少した。
1,求人・求職の動き
今月の新規求人数は10,273人で、前年同月を880人(9.4%)上回り、前年同月比3か月振りに増加した。
これを雇用形態別にみると、フルタイム求人は5.8%増加し、パート求人は15.6%増加した。
月間有効求人数は26,794人で、前年同月を849人(▲3.1%)下回り、前年同月比12か月連続で減少した。
これを雇用形態別にみるとフルタイム求人は1.1%減と3か月連続で減少し、パート求人は6.4%減と12か月連続で減少となった。
新規求職者数は5,029人で、前年同月より57人(▲1.1%)下回り、前年同月比2か月振りに減少した。
これを雇用形態別にみると、フルタイム求職者は23人(▲0.8%)減少し、パート求職者は34人(▲1.6%)減少となった。
月間有効求職者数は22,200人で、前年同月より359人(▲1.6%)減少し、6か月連続で減少した。
これを雇用形態別にみると、フルタイム求職者は565人(▲4.3%)減少し、パート求職者は206人(2.2%)増加となった。
2,産業別新規求人の動き
製造業(15.7%)、医療、福祉(13.9%)、運輸業(7.8%)で前年同月を上回った。
一方、建設業(▲10.2%)、卸売・小売業(▲3.4%)、飲食店、宿泊業(▲1.5%)で前年同月を下回った。
3,紹介・就職の動き
紹介件数は4,683件で、前年同月を222件(▲4.5%)下回り、前年同月比3か月連続で減少した。
就職件数は1,815件で、前年同月を95件(▲5.0%)下回り、前年同月比3か月連続で減少した。
なお、雇用保険受給者の就職件数は524件で、前年同月より23件(▲4.2%)減少した。