チャレンジアンダー2,000みえ特設ページ(第7回)
【第七回 7月号】
1 チャレンジ アンダーみえ推進大会の開催
令和元年7月2日(火)に三重県総合文化センター多目的ホールにおいて、「チャレンジ アンダー2,000みえ推進大会」を三重労働局他12団体の共催により開催しました。 県下各地から共催団体関係者を含め、321人の皆様に参加をしていただきました。お忙しい中ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
「チャレンジ アンダー2,000みえ推進大会」は、三重労働局長の開会あいさつから始まり、本年度の「安全衛生に係る優良事業場等に対する厚生労働大臣表彰」の優良賞を受賞されました「(株)フジタ名古屋支店 新名神高速道路菰野工事殿」のご紹介・披露、三重労働局労働基準部長からの「労働災害発生状況等について」の説明に続き、【講演1】として、中央労働災害防止協会中部安全衛生サービスセンター安全管理士の各務博幸氏から「高年齢者に係る労働災害防止対策について」、【事例発表】をNTN株式会社桑名製作所管理部安全・環境管理課長伊藤晃幸氏から「JIS Q45001とJIS Q45100の導入と実践について」、また、【講演2】として、(一社)日本労働安全衛生コンサルタント会三重支部長坪谷労働安全コンサルタント事務所坪谷広之氏から「安全衛生活動の一段レベルアップによる労働災害防止の目標達成と継続」と題して講演をいただきました。大会の最後には、共催団体の建設業労働災害防止協会三重県支部から大会宣言(案)が読み上げられ、満場一致の拍手により大会宣言が承認され、いかなる災害も発生させてはならないことを改めて決意するとともに、働き方改革と相まって、安全で安心して働ける職場づくりを目指して取り組むことを誓い、閉会となりました。
お忙しい中、講演及び事例発表を引き受けていただきました講師の方々及び参加いただきました皆様方におかれましては、本当にありがとうございました。
講演及び事例発表で学んだことについて、今後の各事業場の安全衛生活動に活かしていただければと思っております。
また、7月から9月までの「チャレンジ アンダー2,000みえ推進トライアル」に参加申し込みをいただきました事業場におかれましては、3か月間無災害の継続に向け、工夫を凝らした安全衛生活動を推進していただき、無災害が達成されることを期待いたしております。
なお、当推進トライアルに参加されていない事業場におかれましても、「チャレンジ アンダー2,000みえ推進運動」の趣旨をご理解いただき、更なる安全衛生活動を推進していただきますようお願い申し上げます。
〇「チャレンジ アンダー2,000みえ推進トライアル」に参加申し込みをいただ
きました事業場の皆様にお知らせ
「チャレンジ アンダー2,000みえ推進トライアル」(以下、「推進トライアル」という。)に参加申し込みをいただきありがとうございました。申し込みをいただきました全事業場において無災害が達成されることを期待しております。
各事業場におかれましては、設定した「推進トライアル」の安全衛生スローガンを事業場の見やすい場所に掲示し、労使協調の上、安全衛生活動を積極的に推進してください。
掲示様式は、「チャレンジ アンダー2,000みえ特設ページ」(以下、「特設ページ」という。)6月号に掲載しておりますので活用してください。)
「推進トライアル」の実施に関しては、「推進トライアル」実施要綱(特設ページ5月号に掲載)をご確認ください。
「推進トライアル」達成事業場の結果報告について
3か月間の「推進トライアル」期間中、無災害を達成された事業場は、様式2の「チャレンジ アンダー2,000みえ推進トライアル結果報告書」により三重労働局あて郵送又はファックスにて報告してください。報告書の様式2は、「特設ページ」8月号に掲載しますのでダウンロードし使用してください。
報告期間は、令和元年10月1日(火)から10月21日(月)までの21日間ですのでご注意願います。
2 第92回全国安全週間
全国安全週間:令和元年7月1日から7月7日まで
【スローガン : 新たな時代に PDCA みんなで築こう ゼロ災職場】
今年で92回目となる全国安全週間は、労働災害を防止するために産業界での自主的な活動の推進と、職場での安全に対する意識を高め、安全を維持する活動の定着を目的としています。
事業場では、労使が協調して労働災害防止対策が展開されてきました。この努力によって、労働災害は長期的には減少していますが、平成30年については、「死亡災害」は前年を下回ったものの、「休業4日以上の死傷災害」は2年連続で増加となりました。
労働災害の防止のために、国、事業者、労働者などの関係者が重点的に取り組む事項を定めた「第13次労働災害防止計画」が、平成30年度を初年度として新たに展開されており、それぞれの事業場で一人の被災者も出さないという理念の下、日々の仕事が安全で健康的なものとなるよう、不断の努力が必要です。
また、平成30年9月には、企業での自主的な安全衛生管理のための取組を体系的かつ継続的に実施するための仕組みである労働安全衛生マネジメントシステムに関する日本工業規格(JIS Q 45001、JIS Q 45100、JIS Q 17021-10及びJIS Q 17021-100)が制定されました。
このような状況を踏まえて、令和元年度のスローガンでは、労働災害防止のために、事業者が労働者の協力の下に、マネジメントシステムの基本をなす「計画(Plan)-実施(Do)-評価(Check)-改善(Act)」(「PDCAサイクル」という。)という一連の過程を確立し、事業場での自主的な安全衛生管理をより一層推進するとともに、安全な職場環境を形成するよう呼びかけています。
各事業場におかれましては、「第92回全国安全週間実施要綱」に基づき積極的な取り組みをお願いいたします。
〇第92回全国安全週間実施要綱
〇全国安全週間 三重労働局長からのメッセージ
3 墜落災害防止強調月間
夏 7月1日~31日 冬 12月1日~31日
墜落災害による負傷は、他の災害に比べ重篤度は最も高く、事故の型別死傷者数でも二番目に多く発生しています。三重労働局と各労働基準監督署では、7月と12月を「墜落災害防止強調月間」と定め、建設現場等墜落のおそれのある事業場を中心に重点的な指導を実施します。各事業場においては、墜落災害の撲滅を最重点とした経営トップによる安全パトロールなどを実施し、作業場所の墜落によるリスクの低減を図りましょう。
〇墜落災害防止強調月間リーフレット
4 熱中症の予防
「STOP!熱中症クールワークキャンペーン」
厚生労働省では、労働災害防止団体との連携のもと、職場における熱中症の予防のため「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」を展開し、重点的な取り組みを進めています。
令和元年も「STOP!熱中症クールワークキャンペーン」を展開いたします。
各事業場においては、事業者、労働者が協力して、熱中症防止への取り組みが行われますよう、お願いいたします。
〇令和元年 STOP!熱中症 クールワークキャンペーン
この記事に関するお問い合わせ先
労働基準部 健康安全課 TEL : 059-226-2107