チャレンジアンダー2,000みえ特設ページ(第5回)
1 「チャレンジ アンダー2,000みえ推進大会」及び「チャレンジ アンダー2,000みえ推進トライアル」の実施について
チャレンジ アンダー2,000みえ推進大会・チャレンジ アンダー2,000みえ推進トライアル
(1) チャレンジ アンダー2,000みえ推進大会の開催について
平素は、労働行政の推進にご理解、ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。さて、県内の休業4日以上の死傷者数は、昭和55年(1980年)の7,762人をピークに減少し、平成12年(2000年)には3,000人を下回ることとなりました。しかし、その後は平成29年までの18年間2,000人を下回ることができず、三重労働局第13次労働災害防止計画(平成30年度~34年度)では、「死亡災害ゼロ」及び「死傷災害アンダー2,000」を早期に達成することを目標としました。
労働災害の増加に歯止めをかけ、平成31年中に死傷者数2,000人未満を達成するため、本年は「チャレンジ アンダー2,000みえ」推進運動を県内に広く展開しているところです。そこで三重労働局では、三重県下の労働災害防止団体等と協調し、「チャレンジ アンダー2,000みえ推進大会」を開催することといたしました。
つきましては、事業場の安全管理者、安全衛生推進者、安全担当者等の積極的な参加をいただきますようお願いいたします。
●申し込み注意事項
① 定 員 300人(定員になり次第締め切ります。締め切りについては、三重労働局のホームページ(「チャレンジ アンダー2,000みえ」特設ページ)に掲載します。)
② 申込方法 事前に下記申込書に必要事項を記入の上、郵送又はFAXにより各事業場単位で(例:〇〇本社、〇〇支店、〇〇工場、〇〇店など)、申し込みください。
③ 申し込み・問い合わせ先 〒514-8524 津市島崎町327-2
三重労働局 労働基準部 健康安全課
【FAX 059-226-2117】・【TEL 059-226-2107】
「チャレンジ アンダー2,000みえ推進大会」申込書
(2) 「チャレンジ アンダー2,000みえ推進トライアル」の実施について
「チャレンジ アンダー2,000みえ推進トライアル」の施要綱を下記のとおり定めましたので、趣旨に賛同の上、参加資格を満たし、参加いただく事業場を募集します。
なお、募集は6月3日から開始し、6月28日締め切りです。
「チャレンジ アンダー2,000みえ推進トライアル」実施要綱
三重労働局
1 「チャレンジ アンダー2,000みえ」について
労働災害は、本来あってはならないものであり、労働災害の発生は労働生産性を阻害し、健全な企業経営を損なうものです。「チャレンジ アンダー2,000みえ」は、増加傾向にある労働災害の発生に歯止めをかけ、平成31年における死傷者数を2,000人未満にするため、本年1月1日から12月31日までの期間を定め、安全衛生推進運動を県内に広く展開するものです。
2 「チャレンジ アンダー2,000みえ推進トライアル」の趣旨
「チャレンジ アンダー2,000みえ推進トライアル」(以下、「推進トライアル」という。)は、「チャレンジ アンダー2,000みえ」の活動の一環として、「平成31年(度)安全衛生管理計画」(以下、「年間安衛管理計画」という。)を策定し実施する事業場等を対象として、安全衛生スローガンを設定の上、そのスローガンのもと、労使が協調し、安全衛生活動を積極的に展開することにより実施期間中の「無災害」にトライするもので、従前からの活動を一層推進することにより、今年後半の無災害継続への契機とする活動です。
3 実施期間
令和元年7月1日(月)から令和元年9月30日(月)までの3か月間とします。
4 主催
三重労働局 (事務局は、三重労働局 労働基準部 健康安全課とします。)
5 「推進トライアル」実施について
「推進トライアル」は、各事業場において自主的な安全衛生活動を行っていただくものであり、年間安衛管理計画を策定し実施している事業場であっても参加を強要されるものではなく、従前から策定等していなくても、本活動の趣旨を理解し賛同し、年間安衛管理計画を策定の上、実施する事業場の参加を妨げるものではありません。
年間安衛管理計画は、法令で定められた最低基準を守るだけでなく、事業場ごとに自主的、効果的な安全衛生活動を計画的に行うこと及びその活動の検証を行い、検証結果を翌年に活かすことを目的としています。三重労働局では、県下の各労働基準監督署及び各労働災害防止団体を通じて、長年に渡り年間安衛管理計画を策定し提出いただく活動を行っています。
三重労働局では趣旨に賛同いただき「推進トライアル」に参加する事業場を募集させていただき、当該期間中、「無災害」を達成した事業場について、事業場名及びその活動内容等を取りまとめて、三重労働局の「チャレンジ アンダー2,000みえ特設ページ」に掲載し顕彰することとします。なお、「無災害」とは、死亡、休業及び障害を伴う災害が発生していないことをいいます。
6 「推進トライアル」参加資格について
本年の死傷者数を2,000人未満とする取り組みの一環であることから、1月1日以降に休業4日以上の死傷災害が発生していない(申し込み日以降6月30日までを含む)こと等以下の5つの要件を満たしている事業場(各事業場単位(例:〇〇本社、〇〇支店、〇〇工場、〇〇店など))とします。なお、参加される事業場においては、労働者の代表(過半数組合がある場合にはその労働組合代表)の意見を聞いた上で参加していただきます。また、参加事業場ごとに「推進トライアル」の安全衛生スローガンを設定し、事業場の見やすい場所に掲示してください。(様式は、「チャレンジ アンダー2,000みえ特設ページ」に掲載しますので活用してください。)
(1) 経営首脳者が趣旨に賛同し、労使協調の上、労働災害防止に意欲的に取り組むこと。
(2) 「平成31年(度)安全衛生管理計画・実施結果報告書」を作成し、所轄労働基準
監督署に提出していること。
(3) 申し込み日において、平成28年1月1日以降、死亡災害が発生していないこと
及び平成31年1月1日以降、休業4日以上の労働災害が発生していないこと。
(4) 平成28年1月1日以降、労働基準監督署から司法処分、労働安全衛生法に基づ
く使用停止等命令を受けておらず、かつ、長時間労働等を起因とする精神障害又は
脳・心臓疾患の労災認定事案を発生させていないこと。
(5) 申し込み日において、労働保険料の滞納がないこと。
7 「推進トライアル」の参加申し込みについて
様式1の「チャレンジ アンダー2,000みえ推進トライアル参加申込書」により、三重労働局事務局に郵送又はファックスにて申し込みしてください。【fax059-226-2117】
受付期間は、令和元年6月3日(月)から6月28日(金)までとします。
8 「推進トライアル」達成事業場の結果報告について
3か月間の「推進トライアル」期間中、無災害を達成された事業場は、様式2の「チャレンジ アンダー2,000みえ推進トライアル結果報告書」により三重労働局あて郵送又はファックスにて報告してください。報告書の様式2は、三重労働局の「チャレンジ アンダー2,000みえ特設ページ」に掲載しますのでダウンロードし使用してください。
報告期間は、令和元年10月1日(火)から10月21日(月)までとします。
注:参加申込書は6月号に掲載します。
2 夏のSTOP!転倒災害プロジェクトについて
転倒災害は、大きく3種類に分類されます。皆さんの職場での危険はありませんか?
【滑り】 【つまずき】 【踏み外し】
平成30年の転倒災害は、関係各位の取り組みにより、対前年比10.3%の減少となりました。しかしながら、事故の型別では依然最も多くを占め、休業4日以上の災害の22.2%を占めています。
〇平成30年における事故の型別休業4日以上の死傷者数2,230人の内訳(ワースト3)
順 位 | 事故の型 | 件数(人) | 割合(%) |
第1位 | 転 倒 | 496 | 22.2 |
第2位 | 墜落・転落 | 378 | 17.0 |
第3位 | はさまれ・巻き込まれ | 292 | 13.1 |
〇平成30年における転倒災害の業種別休業4日以上の死傷者数496人の内訳(ワースト5)
順 位 | 業 種 | 件数(人) | 割合(%) |
第1位 | 小 売 業 | 81 | 16.3 |
第2位 | 社会福祉施設 | 46 | 9.3 |
第3位 | 食料品製造業 | 45 | 9.1 |
第4位 | 接客娯楽業 (旅館業・ゴルフ場を除く) |
37 | 7.5 |
第5位 | 道路貨物運送業 | 27 | 5.4 |
業種別・事故の型別災害発生状況(休業4日以上の死傷者数)
全国安全週間の準備月間である6月を重点取組期間としておりますので、各事業場におかれましては、下記「STOP!転倒災害プロジェクト実施要綱」に基づき、職場巡視などの取り組みをお願いします。
STOP!転倒災害プロジェクト実施要綱
STOP!転倒災害プロジェクトパンフレット
この記事に関するお問い合わせ先
労働基準部 健康安全課 TEL : 059-226-2107