労働保険料算定のポイント
労働保険料は、年間の賃金総額に労災保険率と雇用保険率とを合計した率(労災保険に係る保険関係のみが
成立している事業にあっては労災保険率、雇用保険に係る保険関係のみが成立している事業にあっては雇用
保険率)を乗じて計算します。
以下のような理由によって、労働保険料を多く納付しすぎていたり、不足が生じているというケースがあります
ので、ご注意ください。
(1)雇用保険の加入要件を満たす短時間労働者の保険加入漏れ
(2)労働者の賃金の一部算入漏れ
(3)労働保険の対象とならない役員の報酬等を賃金総額に誤算入
(4)労災保険率の適用誤り
(5)集計・計算誤り、労働保険の対象とならない労働者の賃金の誤算入等
労働保険申告書の記入が終わりましたら、以下のチェックポイントでもう一度ご確認ください。
(1)申告書作成チェックポイント(継続事業用)
(2)申告書作成チェックポイント(一括有期用)
(3)申告書作成チェックポイント(雇用保険用)