令和5年7月5日 岩手労働局長が、全国安全週間に林業現場の安全パトロールを実施しました。
令和5年7月5日(水)
岩手労働局長は、近年、岩手県内の林業の死亡労働災害多発を受け、本年7月から12月まで展開している「林業労働災害防止特別プロジェクト」と連動し、全国安全週間の取組みの一環として、安全パトロールを実施しました。
パトロール実施現場
事業者:雫石地区国有林材生産協同組合
所在地:岩手県岩手郡雫石町長山字網張国有林内(雫石町網張国有林788林班 他)
事業内容:皆伐、植付け
パトロール参加者
主唱者
厚生労働省 岩手労働局
厚生労働省 岩手労働局 盛岡労働基準監督署
岩手県
林業・木材製造業労働災害防止協会 岩手県支部
協賛者
林野庁 東北森林管理局 盛岡森林管理署
岩手県森林組合連合会
公益財団法人 岩手県林業労働対策基金
パトロールの状況
事業概要の説明を受ける粟村労働局長
ハーベスタによる伐木作業を確認する粟村労働局長
ハーベスタによる枝払い、玉切りを確認する粟村労働局長
グラップルによるフォワーダへの木材の積み込み作業を確認する粟村労働局長
パトロール結果の講評を行う粟村労働局長
【 粟村労働局長の講評の概要 】
林業は木材の供給のみならず、治水、自然災害の防止等、多くの役割を担っていることに敬意を表しつつ、機械化により生産性が向上した一方、死角が生じ、重篤な労働災害に至る可能性もある。一人一人の安全意識を高め、基本的な対策の徹底を図り林業現場で明るく仕事ができる環境をつくっていただくよう講評を行った。