「平成28年度 食料品製造業労働災害防止対策説明会」を開催しました
今治労働基準監督署では、平成28年7月21日に、管内の食料品製造事業場38社の参加により、食料品製造業労働災害防止対策説明会を開催しました。
本説明会は、当署管内の休業4日以上の労働災害は、平成25年以降2年連続で増加しており、食料品製造業においても、平成27年は前年比+12件、4倍増の15件が発生し大幅増となっていることから、昨年に引き続き労働災害を防止するために開催したものです。
説明会では、安全衛生管理体制の整備、改正された食品加工用機械に関する措置、転倒災害防止対策、ストレスチェック制度の導入等について説明し、更なる取組の推進をお願いしました。
また、中央労働災害防止協会 中国四国安全衛生技術センターの岡﨑隆夫安全管理士より「労働災害防止対策について」と題して、労働災害の推移、災害事例、災害発生のメカニズム及び安全管理活動の必要性とその効果について具体的にわかりやすい講演を行って頂きました。
今治労働基準監督署では、第12次労働災害防止計画に基づき、平成28年の休業4日以上の労働災害を177件以下(前年比14.1%減)、死亡災害ゼロを目標とし、目標達成のための取組を行っておりますが、全産業の本年6月末現在で+10件(対前年比+12.3%)となっており、3年連続での増加が危惧されます。各事業場においては、今後のゼロ災害を目標に、なお一層の安全衛生管理活動の推進をお願いします。
《説明会の様子(岡﨑隆夫安全管理士による講演の模様)》
《説明会配布資料》
・今治労働基準監督署 当署管内の労働災害発生状況(全産業及び食料品製造業)
《参考情報リンク先》
(中央労働災害防止協会ホームページ・職場を訪問し改善のアドバイスを行う事業〈無料〉です)
この記事に関するお問い合わせ先
今治労働基準監督署 TEL : 0898-32-4560