粉じん障害防止対策について ~令和3年度安全衛生研修会を開催しました~【和気労働基準監督署】

 東備地区では、耐火煉瓦関連製造業を中心とした粉じん作業を有する事業場が多くを占めており、労働者のじん肺及びその合併症の発症防止が最重要課題となっています。
 和気労働基準監督署(署長:三見明弘)では、粉じん障害防止について「第9次粉じん障害防止総合対策」を策定し、各種取組を進めているところですが、その取組の一環として安全衛生研修会を開催(令和4年1月14日:備前市内、令和4年2月4日:オンライン開催)しました。
 

説明を行う三見署長(備前市内)
説明を行う三見署長(備前市内)

(主催)和気労働基準監督署
(共催)一般財団法人岡山セラミックス技術振興財団
耐火物協会中国四国支部
東備耐火物粉砕工業協同組合
岡山産業保健総合支援センター
(後援)一般社団法人岡山県労働基準協会和気支部

 研修会では、和気労働基準監督署からの説明後、備前保健所東備支所の担当者から新型コロナウイルス感染症対策について、岡山産業保健総合支援センターの産業保健相談員から局所排気装置の定期自主検査のポイントや防じんマスクのフィットテストなど作業環境管理・作業管理について、それぞれ説明が行われました。

 じん肺新規有所見者を発生させないため、粉じん職場環境の改善を図るとともに、粉じんばく露を防止する最後の砦である保護具の適切な着用及び管理を行っていただくようお願いいたします。
 

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