例えば                                             

◆  会社案内等の資料が女性には送られてこなかったり、男性より遅く送られてきた。

◆  「総合職」、「営業職」、「大卒技術職」などの募集で、男性しか採らないと言われた。

◆  今まで営業職に女性はいないという理由から、営業職を目指しているにもかかわらず事務職を勧められた。

◆  女性は家庭を持つと全国転勤できなくなるからという理由で、地域限定職を選択するよう勧められた。

◆  男性の選考を終了した後で、女性の選考が行われた。

◆  女性にのみ、自宅から通勤することを条件としていた。

◆  女性にのみ、浪人又は留年していないことを条件としていた。

◆  女性にだけ恋人の有無や結婚や出産後も働き続けるかどうか質問していた。

　このような取扱いは、すべて男女雇用機会均等法に違反する、又はその疑いがあるものです。

　就職活動中に、このようなことがあった時は山形労働局雇用環境・均等室へ相談してください。

　男女雇用機会均等法第5条では、労働者の募集・採用について男女異なる取扱いを禁止しています。

　就職活動中に女性であることで差別を受けた場合は、お名前を出さなくてもかまいませんので、その具体的な内容や会社名をぜひ山形労働局雇用環境・均等室にご連絡ください。

　雇用環境・均等室では会社から事情を聴いて、男女雇用機会均等法に違反している場合は指導をします。

みなさんからいただいた情報がきっかけで、女性に対する差別的な取扱いをする会社が減り、結果としてみなさんがより働きやすい社会にすることができます。

☆「山形労働局雇用環境・均等室」ってなに？　　　　　　　　　　　

山形県に置かれた厚生労働省の出先機関です。

雇用環境・均等室では、就職活動中や職場における男女異なる取扱いについての相談を受け付けています。

また、男女雇用機会均等法に違反する企業に対し、指導を行っています。

☆ 役所って、コワイし、行きづらい…

お電話やお手紙でも相談を受け付けています。お気軽にご相談ください。

☆ 役所に連絡したことが会社にわかったら、内定をもらえないかもしれない…

相談された方の秘密は厳守しますので、お名前を出さなくてもかまいません。

いつ、どのような場面で、どの会社で、誰から、どのような取扱いを受けたのか、教えてください。

女子学生の方必見！　

「女性の活躍推進企業データベース」は、企業における女性の活躍状況に関する情報を一元的に集約したデータベースです。就職活動などで企業研究をする際の情報収集に役立てることができます。