年次有給休暇については、ワーク・ライフ・バランス推進官民トップ会議において策定された、「仕事と生活の調和（ワーク・ライフ・バランス）憲章」と「仕事と生活の調和推進のための行動指針」において、2020 年までの目標値として、その取得率を70％とすることが掲げられています。しかし、直近の取得率は47.6％（平成26年）となっており、近年は50％を下回る水準で推移しています。
　このため、厚生労働省では、年次有給休暇を取得しやすい環境整備を促進するため、来年（来年度）の年次有給休暇の計画的付与について労使で話し合いを始める前の10月を「年次有給休暇取得促進期間」とし、労使団体などに対して周知の依頼やポスターの掲示など、さまざまな広報活動を行っています。
　詳しくは、専用WEB をご覧ください。

　鳥取労働局では、年次有給休暇を取得しやすい環境整備を促進するため、専門的な知識を有する「働き方・休み方改善コンサルタント」を配置しています。
　働き方・休み方改善コンサルタントは、年次有給休暇の計画的付与の導入などについてのご相談のほか、労働時間や休日の見直しなどのご相談をお受けしたり、事業場への個別訪問によるアドバイス、資料提供等を行っています。利用は無料ですので、ぜひこの機会にご利用ください。
　 「働き方・休み方改善コンサルタント」の詳細や申込用紙

　また、労働時間等の設定の改善により、年次有給休暇の取得促進や所定外労働時間の削減を図る中小企業事業主に対して、その実施に要した費用の一部を助成する「職場意識改善助成金（職場環境改善コース）」があります。
　詳しくは下記のページでご確認ください。

  （ただし、平成28年度の申請受付は平成28年10月17日（月）までとなっています。）

　  職場意識改善助成金（職場環境改善コース）