【浜田監督署】建設工事会社30社に対して、労働時間の適正把握を文書指導しました!
平成30年3月15日
浜田労働基準監督署では、建設工事会社における働き方改革を推進するとともに、建設作業員の長時間労働の抑制や過重労働による健康障害を防止することを目的として、平成29年12月、管内(浜田市・江津市・邑智郡)の建設工事現場で作業する建設工事会社を対象とした集中的な監督指導・調査を実施しました。
今般、その結果を取りまとめたので公表します。
≪監督指導・調査結果のポイント≫
1 平成29年12月4日(月)から平成29年12月18日(金)までの15日間に、管内の建設工事現場(26現場)で作業する100の建設工事会社の労働時間の把握方法や時間外・休日労働の状況などを調査。
2 建設工事現場で作業する建設工事会社への集中的な調査は当署で初めての取り組み。
3 建設作業員の労働時間の把握状況に改善を要すると考えられた30社に対して、適正に労働時間を把握するように文書指導。
4 時間外・休日労働の状況などの主な調査結果は下記のとおり。
① 14社で違法な時間外・休日労働の疑い
② 時間外・休日労働時間数は最長1か月116時間
③ 時間外・休日労働時間数が1か月80時間超(※)は3社
※脳・心臓疾患を発症した場合、業務と発症との関連性が強いと評価される時間数
監督指導・調査結果の詳細は下記PDFをご参照ください。
◎ 建設工事会社に対する監督指導・調査結果(PDF:195KB)
◎ 別添1「労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関するガイドライン」(PDF:619KB)
◎ 別添2「サブロク協定をご存知ですか?」(PDF:808KB)